自まつげ派は必見!「医療用まつげ美容液」で目ヂカラを上げる方法

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みなさんは医療用マツ毛美容液というものをご存知ですか。「ラティース」「ルミガン」「ケアプロスト」などの商品名で販売されています。

これらに含まれるビマプロストという成分が、マツ毛をバサバサに成長させるのです。元はといえばこのビマプロスト、緑内障という眼圧が上がり過ぎる病気の治療薬でした。ところが緑内障患者がこの点眼薬を毎日使っていたところ、みるみるマツ毛が伸びてきたのです。「これは美容目的に使える!」という事で、製薬メーカーが開発に乗り出したという経緯があります。ちなみに美容目的で使う場合は、点眼ではなくマツ毛に塗布しますし、もし目に入っても問題はありません。メーカー発表によると、使い始めて16週間で、マツ毛の長さが25%、密度が106%、色の濃さが18%アップするということです。

※ラティース、ルミガンはAllergan社の、ケアプロストはEurosmart社の登録商標です。

■マツ毛が伸びる仕組み

ヒトの毛髪は、「毛周期」という一定のサイクルで生え替わるようにプログラムされています。髪の毛はこの毛周期が長く、眉毛、マツ毛は短いため、それぞれに適した長さ以上に伸びることはありません。ビマプロストは毛周期の「成長期」を延長し、同時に「休眠期」の毛包を刺激することで、長さや太さを増大させます。またメラニン色素の合成を活性化するため、毛の色が濃くなります(ヒフの色素沈着の原因となります)。

■使用法

使い方は簡単。「アプリケーター」というハケを使って、寝る前に1滴分をマツ毛の根元に塗布します。効果が出てくるまでに3〜4ヶ月と時間がかかりますので、焦って過剰につけ過ぎないように注意しましょう。また上マツ毛につけるだけで、まばたきで下マツ毛にも自然につきます。(推奨されてはいませんが、眉毛にも増毛効果があるようです)

過剰にヒフに付着すると、マブタの色素沈着の原因となり、なかなか落ちなくなります。余分に付けすぎた場合は、薬剤を拭き取るようにしてください。またコンタクトレンズは外してから塗布するようにして、塗布後は15分以上あけてから装着してください。ビマプロストのマツ毛の増毛効果は使用期間だけで、試用を中止すれば数ヶ月でもとの長さに戻ります。

■ビマプロストの副作用

ヒフの色素沈着、充血、かゆみ、乾燥感、目やに、眼圧の低下などが知られています。特に注意すべきは、ヒフに塗布してしまった場合の色素沈着です。毎日のマツ毛への付け方を注意しましょう。

■自マツ毛も育毛!

つけマツ毛、エクステも良いですが、つけすぎでマツ毛が傷んではいませんか?ビマプロストなら自マツ毛をバサバサにすることができます。薬剤は個人輸入サイトで扱っていますし、クリニックでも処方しています。パワーアップしたマツ毛で目力を強化してみませんか。

(村山ひろと/ハウコレ)