「五体不満足」の著書で知られる乙武洋匡氏が、4月1日のエイプリルフールにちなんだネタをTwitterに投稿し、これにスポーツコメンテーターの為末大氏や脳科学者の茂木健一郎氏がひっかかるという出来事があった。

乙武氏はTwitterに「今朝のニュースを見てビックリ。今日から、『障害者』も放送禁止用語リストに追加されるらしい。これから身体障害者は、『身体に恵まれない方々』が正式名称になるのだとか。僕としては恵まれたと思ってるんだけどなあ…。」との内容を投稿した。

この衝撃的な発言はTwitter上で波紋を広げ、リツイートは5000件を突破。為末氏もすぐさま「え!なんか逆な感じしますね」と反応していた。

しかし、Twitterユーザーがエイプリルフールのネタではないかと指摘すると、為末氏は「ああ、そうか。だまされた」と投稿。茂木氏も「げっ。ぼく、実は乙武さんの今朝のネタに、引っかかっていました」と次々と嘘にひっかかっていたことを告白した。

乙武氏はこれらの反応を受けて「本日は、4月1日」と改めてエイプリルフールであることを強調。さらに「午前中の『《障害者》も放送禁止用語に』というツイートは、もちろんエイプリルフールです。しかし、いまの日本を見ていると、あながち冗談とも言いきれない空気となりつつあることを危惧しています。ただ、あのネタの内容に対して、多くのみなさんが反発してくださったことが、せめてもの救いです」と説明した。

常識的に考えれば、「障害者」を「身体に恵まれない方々」などと呼ぶことはないだろう。だが、乙武氏はこれまで障害者に関する発言を度々していることから、為末氏や茂木氏のように信じてしまった人は多かったようだ。




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