「我々は一つの事故の代償を払うことになった。そして勝ち点3を得られなかった」

インテルのワルテル・マッツァーリ監督は、31日のセリエA第31節リヴォルノ戦を終えてこう語り始めた。MFエルナネスとFWロドリゴ・パラシオのゴールで前半に2点を先行したインテルは、後半に1点を返され、途中出場のMFフレディ・グアリンがバックパスをミスし、FWイノセント・エメガーラに同点弾を決められている。

指揮官は追いつかれたときに「こうやって勝ち点を落とすのは恥だ」と口にしたところをとらえられている。試合後のインタビューでは、次のように話した。

「まさに一つのアクシデントだ。典型的な、うまくいかない日だったと思う。ただ、そういう日がたくさんあるんだけどね。だが、今年はこういう一年なんだ。今季は来季に向けてリスタートするために、データを収集して、どうやって計画を立てるかを見ていくのに役立てなければいけない」

「試合を見た人なら、この一年がどういうものかが分かるだろう。今季はこうやって受け止めなければならない。良い点を見るようにしよう。プレーとパーソナリティーだ。一つのエピソードで試合が振り出しに戻った。我々が試合を手中に収めていたのにね」

「すべてはアタマだよ。筋肉に命令するのは脳だ。我々は90分間を通じてしっかり集中できていないんだよ。違いをつくるのは集中力だ。常に何をやるべきか分かっているかどうかということだよ」

「いくつかのエピソードが我々の困難を明確にしている。おそらく、我々はまだ、自分たちがプレイステーションをやっているわけじゃないということを理解していないんだ。もっと闘争心と気迫が必要なんだよ」