NHKアナに恋する女たち。地方遠征して出待ちも
「民放のアナウンサーじゃダメ。たまに見ると、あまりにチャラくてびっくりするんです」

 そう語るAさん(33)がハマっているお相手は、NHKのアナウンサー。一見普通のOLですが、家にいる時間のほとんどをNHK鑑賞に費やしているそう。

「私はブルーレイとtorne(トルネ)の2台体制が過去最高。でも、差し込みニュースに備えて、24時間録画している人もいます。もちろん、普通のハードディスクじゃなくて、テラ単位で保存できるような大容量のものを常備してるそうですよ」

◆疲れていくアナを徹夜で応援!

 災害や天候不良の時は、深夜から朝までの間、1時間ごとに10分ニュースが放送されます。この1時間に1回だけ流れるニュースを見るためだけに徹夜をするのだとか。

「起きてアナウンサーさんを応援してるんです! アナウンサーさんの顔がどんどん疲れてくるので、その様子も見ています」

 そんな日々を過ごす彼女たちの耳は、利酒ならぬ『ききアナウンサー』ができるレベルへ達します。

「朝の『国会中継です』という声を聞いただけで『今日は○○さんだ!』ってわかるんです」

 あの短い声だけで!? と思ってしまいますが、本人にとっては至って普通。

「Twitter上のフォロワーだけでも150人くらい、同じような人がいますよ。お互いにネット上で情報を交換しあって『○○さんがこっちのナレーションに出ていたよ!』とか『○○さんがラジオに出ていた』とか教えあうんです」

 そんなAさんに今、NHK好きたちの間で人気を集めている『推しアナ』を教えてもらいました。(※在籍放送局は2014年3月現在)

●横尾泰輔(大阪放送局)

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=82543

 通称「横尾さん」「たいちゃん」。以前は東京で定時ニュースを担当、笑わないアナウンサーとして有名でした。

「当時は『横尾さんの歯が見えると世界が終わる』とまで言われていたのに、大阪に異動してからはよく笑うようになりました」

 その変化もファンにとってはツボだとか。

●登坂淳一(札幌放送局)

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=82544

 通称「麿(まろ)」。3年前の震災時、震災応援のため多くテレビに登場したことからファン以外の一般人にも広く知られるようになったアナウンサー。現在は札幌ですが、4月からは大阪に異動するとか。

「白髪がカッコイイ! あと声が低音で素敵なんです」

●武田真一(東京アナウンス)

 通称「たけたん」。ニュースセブンのメインキャスターとして活躍している、NHK看板アナウンサーのひとり。

「みなさん、よく間違えるけどタケダではなく、タケタです。とにかく笑顔が素敵なんです!」

◆地方まで追っかけて出待ちも

 基本的にNHKのアナウンサーは、4月になると異動があります。もし、自分の推しアナが地方局へ異動してしまったら……?

「推しアナに会うために地方遠征します。例えば、麿ファンだったら北海道ついでに札幌に宿泊するんです。そうすれば、(テレビをつければ)18:10に麿に会えます。また、放送局のことを聖地と呼び、地方に行くと足を運ぶことも。ある人は、わざわざ放送局の向かいにある宿を取り、さらに放送局の前で2時間ほど出待ちをしていたそうですよ」

 世の中には多くのイケメンがいるのに、どうしてNHKアナにこだわるのか、その理由も聞いてみました。

「まずチャラい人があまり好きじゃないんです。震災時の対応もそうなのですが、彼らは常に訓練を実施していざというときに備えています。そういう真面目なところが魅力なんです」

 見た目よりも真面目さ重視。本人曰く「アイドルのファンと変わらないですよ」と言いますが、少数派であることは間違いなさそうです……。

<TEXT/ミノシマタカコ>