『ファーストつめきり事業』を開始

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「日本一」の刃物生産地として知られる岐阜県の関市は2014年4月1日から、市内で生まれた赤ちゃんに、同市産のつめきりをプレゼントする『ファーストつめきり事業』をはじめる。

日本一の"刃物のまち"

関市はドイツ中西部のゾーリンゲン市と並ぶ世界有数の刃物の産地で、日本国内における包丁の37.9%、理髪用刃物76.6%(共に2010年工業統計調査)など多数の刃物を生産。日本一の"刃物のまち"だ。その起源は約700年前、鎌倉時代後期に刀鍛冶の地として栄えたことまでさかのぼり、戦国時代には関で生まれた日本刀が多くの武将に愛用された。特に有名なのが「関の孫六」で知られる「二代目兼元」であり、その匠の技は現在の刃物づくりにも受け継がれている。

今回の取り組みは、そうした歴史を踏まえたもの。「輝かしい未来を切り開いていってほしい」という願いを込め、人生で初めて使う刃物として"ファーストつめきり"をプレゼントする。市は今回のとりくみについて「関で産まれた赤ちゃんには、関の刃物を使い、関の刃物を永く愛してほしい、そして、日本一の"刃物のまち"関市を、ずっと誇りにしてほしいと考えています」とコメントしている。