「楽天でんわ」のPRイベントには元衆議院議員の杉村太蔵氏と、グラビアなどで活躍するおのののかさんが登場(撮影/和田佳久)

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 スマホユーザーのコミュニケーションツールとしてすっかり定着した「LINE」。登録ユーザーが世界で4億人に迫る勢いのインスタントメッセンジャーアプリである「LINE」が「格安通話アプリ」市場に参入した! 

 アンドロイド端末のみ先行して3月18日より「LINE電話」という通話サービスを開始し、今後はiPhoneにも対応予定(3月30日時点では未対応)だ。

 昨年末には「楽天」が「楽天でんわ」で「格安通話アプリ」市場への参入を始めており、「格安通話アプリ」市場は戦国時代に突入している。

 ただでさえ、コストが高くなりがちなスマートフォンだが、これらの「格安通話アプリ」がビジネスでも利用できるのであれば、今後のスマホユーザーの通話手段に大きな影響を与える可能性が高そうだ。

 では、実際のところ、それらの「格安通話アプリ」の料金や使い勝手、音声品質はどうなのだろうか。

 まずは、携帯電話業界に詳しいITジャーナリストの三上洋さんに「LINE電話」の特徴について聞いてみた。

「LINE電話」は既存の「通話アプリ」とどう違う?
料金を先払いするのが「LINE電話」の特徴を比較!

「LINEにはもともとインターネット電話機能が付いており、LINEをインストールしているユーザー同士であれば無料通話が可能でした。ただしこの通話機能はあくまでLINEユーザー同士での通話のみでしたし、発信者の番号は通知されないという難点があったんです。しかし、今回の『LINE電話』は『050 plus』や『SMARTalk』と同様のいわゆるIP電話となっており、インターネット回線を使用して通話するサービスで、固定電話やLINEをインストールしていない携帯電話とも通話が可能になったことが特徴。通信には複数の大手回線事業者のプレミアム回線を利用しているそうで、ケータイ(ドコモを除く)や固定電話にもいつも通りの自分の番号を通知して発信できるとあって、業界で注目を集めています。ただ、『LINE電話』は先払い制という点が一つのポイントとなってきますね」(三上さん)

「LINE電話」には、60分間通話できる権利をあらかじめ購入する「30日プラン」と、1分単位の従量制である「コールクレジット」の2つの料金タイプがあり、自身の用途に合わせて選択できる。いずれもクレジットカードや電子マネー、またはWEBサイトなどで料金を前払いするシステムとなっているのも、従来の通話アプリとは異なっている。

 この「LINE電話」の料金の支払い方法について、三上さんはこう続ける。

「欧米に比べ、日本はこういった前払い方式に馴染みが薄いため、ユーザーからデメリットとして捉えられてしまうと、世間に浸透していく妨げになるしょうね。ただ、他の通話アプリ同様、割安で通話をできることには違いありません」

 三上さんの言葉通り、スマホにはすでに「050 plus」や「SMARTalk」、「楽天でんわ」などの「格安通話アプリ」がある。しかし、それぞれ料金や特性の違いがわからないという方も多いだろう。そこで「LINE電話」を含めた4つのサービスの通話料金を徹底比較してみた!

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