4月からの消費税アップ(8%)に伴い、証券会社の売買手数料も消費税分が値上げとなる。このタイミングで現物株式と日経225先物取引の手数料値下げを発表した証券会社がある。激安証券として知られるライブスター証券とGMOクリック証券の2社だ。そこで改めて、手数料が安い証券会社をチェックした。上記2社の新手数料と併せて紹介する。

「1約定ごと」はライブスター証券がトップ維持

 現物株式で1約定ごとに手数料がかかる料金プランを比較したのが【表1】。ほとんどの価格帯でライブスター証券が最安だ。ライブスター証券は、現行手数料に比べて、4月からの新手数料では約定金額が「10万円超〜20万円以下」で手数料(税抜)を100円→97円に、約定300万円超では一律800円にする。

【表1】現物株式手数料(1約定ごと) 4月からの新ランキング

証券会社名 約定代金(指値)
10万円 20万円 50万円 100万円 200万円 1000万円
ライブスター証券 86円 104円 194円 367円 648円 864円
GMOクリック証券 105円 105円 260円 470円 900円 900円
SBI証券 150円 199円 293円 525円 994円 994円
むさし証券 237円 237円 237円 475円 475円 1900円
安藤証券 108円 108円 324円 540円 972円 972円

※4月からの8%税込み価格

 GMOクリック証券は4月から3%値下げを行う。消費税の3%アップ分が相殺されて、実質は現在と変わらない。

「1日定額制」は取引金額が高いほどGMOクリック証券が有利

 現物株式の「1日定額制」料金プランは、1日の約定代金の合計額をもとに手数料が決まる。手数料が割安な証券会社が【表2】。

【表2】現物株式手数料(1日定額制) 4月からの新ランキング

証券会社名 約定代金
10万円 20万円 50万円 100万円 200万円 1000万円 100万円ごと加算金額
GMOクリック証券 230円 230円 430円 860円 1260円 3690円 290円(300万円超)
ライブスター証券 432円 432円 432円 648円 1080円 4536円 432円(200万円超)
内藤証券 195円 442円 442円 813円 1245円 4701円 432円(100万円超)
SBI証券 103円 206円 463円 822円 1254円 4710円 432円(100万円超)
丸三証券 259円 259円 432円 864円 1728円 8640円 売買代金×0.0864%(30万円超5000万円以下)

※4月からの8%税込み価格

 このプランは、比較的取引量が多い人が利用すると、「1約定ごと」プランよりも手数料がお得になりやすい。注目は表中にある「100万円ごと加算金額」の欄だ。

 たとえば、GMOクリック証券では、約定金額が300万円を超えると、以降100万円ごとに290円が加算される。1日の売買代金が大きい人ほど、この加算金額が低い方が割安になる。自分の取引金額から見て割安な証券会社を選ぶといいだろう。

 なお、GMOクリック証券の4月からの新手数料では、「1日定額プラン」に関しても3%値下げ。つまり、実質は現行通りとなる。

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