2015年6月頃には利上げという見方が イエレン発言で補強された

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【今回のまとめ】
1.連邦公開市場委員会の決定は予想通りだった
2.イエレン議長の発言で2015年6月利上げ説が補強された
3.これまでの投資戦略が見直されるきっかけに
4.市場は千鳥足で試行錯誤を繰り返しながら新しい戦略へシフトする

先週の米国株式市場は堅調

 先週の米国株式市場は、ダウ工業株価平均指数が+1.5%、S&P500指数が+1.4%、ナスダック総合指数が+0.7%と堅調でした。

連邦公開市場委員会の決定は予想通り

 先週水曜日に連邦公開市場委員会(FOMC)が終わり、米国連邦準備制度理事会(FRB)は現行の政策金利(0.25%)の維持を決めるとともに、大方の予想通り、債券買い入れプログラムを100億ドル縮小すると発表しました。

 これで4月1日からの買い入れ額は米国債が300億ドル、住宅ローン証券(MBS)が250億ドルになります。

 現在の債券買い入れプログラムの縮小ペースが維持されるなら、今年の末までに債券買い入れプログラムはほぼゼロになります。

イエレン発言の真意

 さて、FOMC後の記者会見でイエレン議長は記者団から「債券買い入れプログラムの終了後、いつフェドファンズ・レートの引き上げがはじまるのか?」という質問を受けました。

 この質問に対しイエレン議長は「まあ6カ月といったところでしょう」と答えました。

 マーケットは彼女が具体的な期日(6カ月)に言及したので、慌てました。

 ニューヨーク株式市場は一時急落(下のS&P500指数のチャートの3月19日の陰線に注目)、その後、落ち着きを取り戻しています。

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