ICT総研は2014年3月27日、ローカルエリアの外出先100地点におけるスマートフォン通信速度実測調査の結果をまとめた。それによると、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの大手キャリア3社のうち、ソフトバンクがアップロード・ダウロードともに最速であることが分かった。

「ローカルエリアでもLTE使用環境を確実に改善出来た結果に」

調査の対象としたのは、一般的な電波実測調査では対象になることの少ないローカルエリア。都市部を極力除き、主にドライブでの外出先になりやすい全国の高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)やゴルフ場、神社・仏閣などの観光地、道の駅など、100地点での電波状況の実態把握を目指した。

実測の結果ソフトバンクのiPhone5cの下り通信速度は23.10Mbps、上り通信速度が8.94Mbps、 Androidの下り通信速度が24.16Mbps、上り通信速度が9.43Mbpsという結果に。次点はauで、iPhone5cの下り通信速度が20.86Mbps、上り通信速度が7.64Mbps、Androidの下り通信速 度が23.02Mbps、上り通信速度が7.73Mbpsを記録した。

ICT総研はこの結果について、「過去の同様の調査では、ソフトバンクは都市部や人口密集地帯では強みを見せるものの、地方では弱みを見せる傾向が見られた。だが、ローカルエリアの中では人が集まる地点を対象としたとは言え、都市部を対象としていない今回の調査によって、その傾向は大いに改善されていることが確認された。山間部等、まだまだLTE(4G)エリアカバーの面では途上である印象もあるが、今回調査対象としたような、人がある程度集まる地点であれば、ローカリエリアであっても確実にLTE(4G)で快適な高速データ通信が楽しめる環境が構築されていると言える。もちろん、同社が進める『倍速ダブルLTE』化も好結果に寄与していると考えられる」と分析している。

調査手法は100地点の施設入口付近で、測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を利用して、下り通信速度、上り通信速度を各3回ずつ測定する形式。測定端末はNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル(以下、ソフト バンク)のiPhone5cおよびAndroid端末。

調査期間は2014年3月8日から22日まで。