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ユニリーバ・ジャパンはこのほど、現代の女性が、今憧れる女性像について調査を実施、結果を公表した。

同調査は1月11日〜1月13日、20歳〜59歳の各年代200人ずつ計800人の女性(各年代内訳フルタイムでの有職者100名、その他女性100名)を対象に、インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)にて実施した。

○「カワイイ路線」や「女子」からの卒業、64.9%が共感すると回答

「カワイイ路線」や「女子」から卒業しようという動きについて調査をした結果、64.9%の女性が「共感する」と回答した。

○「"カワイイ女性"という一言」は、65.1%が「物足りなく感じる」と回答

また、「あなたのことを"カワイイ女性"という一言で評価されたときに、どのように感じるか」については、65.1%の女性が「物足りなく感じる」と回答した。海外でも、日本発の価値観としてポピュラーになった"カワイイ"がが、現代女性は、そろそろ"カワイイ"から卒業し、次のステージへ進みたいと思っているようだ。

○女性として、"カワイイ"だけで魅力的だと思うのは平均25.8歳まで

次に、「"カワイイだけの女性"では魅力がないと思うか」を聞いたところ、81.3%の女性が「そう思う」と回答した。

さらに、「"カワイイ"だけで魅力的」なのは、平均で25.8歳まで、という結果となった。しかしその一方、90.4%の女性が「女性として、"かわいさ"は、ずっと失いたくない」と回答。カワイイだけでない美点を身につけたいと思う一方、年代に関わらず、女性らしい"かわいさ"は失わずにいたいようだ。

○「芯の強さは、外面的な美しさに表れる」、9割近くが「そう思う」と回答

次に、女性が「どのような女性像になりたいのか」を調査したところ、これからの女性は「"芯の強さ"が必要である」と回答した人が97.1%にもなった。また、65.1%の女性が、「"カワイイ女性"よりも、"カッコイイ女性“になりたい」と望んでいることがわかった。現代女性は見た目の"かわいさ"だけでなく、内面的な"芯の強さ"を求めているようだ。

また、「その人の"芯の強さ"は、外面的な美しさに表れると思うか」を聞いたところ、89.0%の女性が「そう思う」と回答した。

○今の日本女性の美点だと思うものの1位は、"芯の強さ"

"強さ"に憧れる現代女性だが、日本女性の美点を聞いたところ、2位の"優しい"(40.8%)をおさえ、もっとも多く挙がったのが"芯の強さ"(52.4%)だった。世界的には"かわいい""優しい""若く見える""おしゃれ"などと評価される日本女性だが、自らが感じる日本女性の美点は、それらを上回り、"芯の強さ"であるようだ。

さらに、「日本女性は本来、"芯の強さ"を持っていると思うか」を聞いたところ、79.9%が、そう思うと回答。"強さ"に憧れる現代女性だが、その"芯の強さ"は、本来日本女性が兼ね備えている美点といえそうな結果となった。

○憧れの歴史上の日本人女性、1位「新島八重」、2位「北条政子」、3位「篤姫」

歴史上の女性で憧れる人を聞いたところ、日本人女性ではもっとも多く挙がったのが、"幕末のジャンヌダルク""ハンサムウーマン"と呼ばれる「新島八重」(30人)となった。次いで、「北条政子」(17人)、「篤姫」(10人)と続き、芯の強さを持って自らの人生を切り開いた女性に多く票が集まった。

外国人女性でも、「マザーテレサ」(37人)や、「ジャンヌダルク」(23人)など、優しさと強さを兼ね備えた女性に憧れる人が多かった。

○自らの人生を決める大きな決断をしてきた人ほど、人生の満足度が高い

「今までの人生で、自らの人生を大きく変えるような大きな決断をしてきたことがありますか」との問いには、65.5%が「ある」と回答した。

人生の満足度を100点満点で表してもらったところ、大きな決断を自ら行ったことがある人の方が、「仕事面での満足度」「プライベート面での満足度」「総合満足度」のすべてにおいて、満足度が高いことがわかった。中でも、「総合満足度」については、大きな決断を自ら行ったことがある人(67.6点)の方が、ない人(55.4点)に比べ、約12点も満足度が上回ることがわかった。

(エボル)