「ごめんね、スケート教室、来月で辞めてくれる?」

 名古屋市在住の専業主婦(45)は、春から中学生になる長女におそるおそる切り出した。

 浅田真央選手に憧れ、フィギュアスケートを始めて3年。本格的に練習したいと、スポーツ強豪の私立中高一貫校に合格した。高い授業料も、貯蓄で賄えるはずだった。

 ところが、学校生活は予想外にお金がかかる。授業料以外にも部活費や課外活動費など、想定外の失費がかさんだ。世の中、アベノミクス効果にわいているというが、夫が勤めるメーカーの業績回復は道半ばで、給料アップもあまり期待できそうもない――。

 苦しい母の胸のうちを察してか、黙ってうなずく娘が不憫だった。

 この主婦の話は他人ごとではない。ベネッセ教育総合研究所が3〜17歳(高校2年生)の子どもをもつ母親15000人以上に継続的に調査している「学校外教育活動に関する調査」の結果を見ると、子どものスポーツ・芸術・家庭学習・教育学習の4項目にかかる1カ月の費用は2009年と2013年の比較で、それぞれ順に3700円が3300円に、2200円が1900円に、3400円が2900円に、7400円が6900円と、すべて減少。多くの子どもたちが夢をあきらめざるをえない現実が垣間見える。

 そうした中で、子どもの教育対策として注目を集めているのが「学資保険」だ。投資型や定期貯金に比べ、“教育専用の貯蓄”として準備できることが最大のメリットだ。

 4月2日にはかんぽ生命から新しい学資保険「はじめのかんぽ」が発売される。その特長は3つある。

(1)高い貯蓄率
 従来商品より戻り率(受け取り総額÷払い込み保険料総額)が向上。
 子どもの教育負担が軽い12歳までに保険料の払い込みを終えることも可能。

(2)出生前加入制度
 出産後、忙しくなる前に準備したいという親の声に応え、出生予定日の140日前から加入できる。

(3)選べる3つの学資金常備コース
 大学入学時/小・中・高+大学入学時/大学4年間

 日本学生支援機構の「学生生活調査」(2012年)によれば、自宅通学の国立大生にかかる費用は年間100万円を超え、下宿の私大生では240万円にもなる。入学や進学の時だけを念頭にした貯蓄では心もとない。子どもが生まれる前から始めても、早いということはないのだ。

 3月中旬、「はじめのかんぽ」の発売前の記者会見で、石井雅実かんぽ生命保険取締役兼代表執行役社長は「全国2万を超える郵便局と約80のかんぽ生命支店という、地域に密着した信頼あるネットワークだから実現できた、お客様のニーズにお応えする画期的な学資保険です」と説明。4月2日〜5月30日は発売記念キャンペーンを行う。

 すべてが輝いて見える春。子どもたちのキラキラした夢を応援するために、近所の郵便局に出向いてはどうだろう。