4月1日以降、サラリーマンを待ち構えているのは、「増税&便乗値上げ」と「小遣い削減」の痛すぎるダブルパンチである。サラリーマンの平日の暮らしに関わるものへの影響も大きい。
 
 通勤などに必要な交通費は、全国の鉄道60社、バス196社の計256社で一斉に値上がりする。このうちJR東日本など49社は、IC乗車向けに1円刻み、券売機の切符は10円刻みに改定される。出張で利用する東京〜新大阪間「のぞみ」も400円アップ。
 
 タクシーは、東京都心で初乗り運賃が20円増の730円になり、288メートルごとに90円加算される距離も「3%」短縮。しっかり増税対応される。
 
 昼飯代も増税分を価格転嫁する外食産業は少なくない。例えば、吉野家は4月1日午前10時から「牛丼並盛」が280円から300円にアップ。モスバーガーでは主力の「モスバーガー」が340円など10〜20円値上げされる。
 
 営業の疲れを癒そうと、タバコを買って喫茶店に入っていた人にも値上げが待っている。JTは107銘柄で10〜20円の値上げ。主力商品の「セブンスター」は440円から460円、「メビウス」は410円から430円に上がる。喫茶チェーンのドトールでは、200円のブレンドコーヒーが20円値上げされる。
 
 それなら、自販機で我慢するかと思っても、やっぱり値上がり。各社とも缶コーヒーは130円、緑茶ペットボトル(500ミリリットル)は160円と、それぞれ10円アップする。昼飯に飲料、タバコなどあわせると1日100円の負担増も当たり前。月に3000円超。ベアがあったとしてもこれだけで吹き飛ぶ。

※週刊ポスト2014年3月28日号