豆腐は最強のご飯の友?!節約ヘルシーな豆腐丼を極めよう!【豆腐百珍シリーズvol.17】

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ご飯の友を聞かれたら何と答えますか?卵・納豆・肉…答えは人それぞれだと思いますが、「豆腐」と答える方はいるのでしょうか?なんとなくご飯の友ではないと感じる人が多そうな豆腐。でも実は究極のご飯の友かもしれないのです。今回の豆腐百珍シリーズでは、ご飯と豆腐の関係を探っていきましょう!

豆腐はご飯の友にはなれない!?

ご飯が進む食べもの=ご飯の友(本来はご飯の「供」なんですが敬愛を込めてクックパッドでは友と記しています)と聞いて、まず思い浮かべるのはどんな料理でしょうか?卵、納豆、鮭、佃煮…人によって答えはさまざまだと思いますが、「ご飯の友に豆腐」は…?なんだかちょっと違和感を覚えますよね。これは、どうしてなのでしょうか?やはり、豆腐自体が淡白であること、また、豆腐料理で思い浮かべるのが冷奴や白和えなど副菜だからでしょうか。でも、実はこの豆腐こそが最強のご飯の友かもしれないのです!


豆腐とご飯は最強の組み合わせ

どうして豆腐とご飯の組み合わせがよいのでしょうか?クックパッド管理栄養士に話を聞きました。


豆腐とご飯でからだに必要なアミノ酸をすべてとれる!

「私たちの体はたんぱく質で出来ています。そのたんぱく質を作るのがアミノ酸。豆腐の原料大豆は、人間が体内で作る事の出来ないアミノ酸(必須アミノ酸)を豊富に含みます。必須アミノ酸の中で大豆に不足しているメチオニンは米に含まれています。つまりこの組み合せで食べれば必須アミノ酸をすべて網羅できるというわけです。」


一緒にとることでエネルギー代謝もUP!

「また、豆腐に含まれるビタミンB群は、糖質(ごはん)がエネルギーに変わる働きを助けるので、ごはんと豆腐を一緒に食べることで、入ってきた栄養をエネルギーとして燃やす代謝のいい組み合わせといえます。」

なるほど。栄養学的に見て豆腐とご飯の組み合わせは最強だったんですね!では、この最強タッグ、どのように組み合わせて食べるのがよいでしょうか?ヒントはおでんの名店にありました。


豆腐をご飯に乗せただけの大人気メニュー「とうめし」

東京・日本橋にあるおでん料理の名店「日本橋お多幸本店」。このお店でおでんと並んで人気を博しているのが「とうめし」という料理。とうめしとは、おでんの具として煮込まれた豆腐をご飯に乗せた料理。甘辛い関東風のおでんだしが豆腐に染み込んでいて、ご飯にぴったりなのだそう。また、豆腐を長時間煮込むと普通は水分が抜けて硬くなってしまいますが、このとうめしの豆腐はぷるぷるとした食感で、やみつきになる人が後を絶たないようです。そんな「とうめし」を自宅で気軽に作れるレシピがクックパッドには投稿されていました。


現代版豆腐百珍 Powered by COOKPAD のとうめしレシピはこちら


No.54 とうめし

日本橋お多幸本店の「とうめし」を家で手軽に食べたいという思いから作られたこのレシピ。自宅にある材料で作ったつゆでコトコト10分煮込むだけで完成。お店と同じようにほうじ茶で炊いた茶飯に乗せて。


とろとろ豆腐丼「とうめし」つゆだくで。

by pogue

日本橋お多幸のとうめしをお家で手軽に再現。
ご飯にドンと豪快にのせて。
飲み会で疲れた胃に、とろとろ豆腐がしみ渡ります。

このとうめしのように、ご飯に豆腐を乗せる「豆腐丼」なら、豆腐×ご飯の最強タッグも簡単にできますね。よく考えたら、麻婆豆腐丼も豆腐×ご飯。また、親子丼の鶏肉を豆腐にした豆腐の卵とじもご飯にぴったり。豆腐=ご飯の友というイメージがなかった方も、まずは丼メニューに挑戦してみてはいかがでしょうか。


その他の豆腐丼レシピはこちら


No.55 豆腐とひき肉の丼

ご飯にぴったりな和風麻婆豆腐のような豆腐丼。甘めの味噌ダレと炒めたタマネギの甘味で子どもでも食べられる味付けです。つるんとした絹豆腐の食感を楽しむためにも豆腐は崩しすぎないのがポイント。


簡単♪ガッツリ!ひき肉と豆腐のみそ煮丼♪

by *Riamam*

味噌風味な甘しょっぱい玉ねぎ、ひき肉アンにつるんとお豆腐を入れた丼!シンプルだけどガツンと食べれます(^^)


No.56 豆腐と卵の丼

相性抜群の豆腐と卵の組み合わせも丼で。めんつゆで味付けするレシピなら簡単で誰でもおいしく作れます。ごま油で焼き目をつけた香ばしい豆腐と最後にふった山椒で食欲倍増。


絹ごし豆腐の玉丼(ぎょくどん=たまご丼)

by しやわし

良質な植物性たんぱく質がたっぷり。肉無しだけど、美味しいめんつゆで結構イケますぞ