開山・栄西禅師800年遠忌特別展「栄西と建仁寺」☆国宝「風神雷神図屏風」などゆかりの宝物を展示!

写真拡大

最近では風邪薬のCMでもおなじみだけど、一対の屏風に描かれた風神と雷神の絵は、きっと美術の教科書でも見たことがあるはず。俵屋宗達(たわらやそうたつ)が17世紀に描いたとされるこの国宝「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」 がある京都・建仁寺は、京都最古の禅寺。そして2014年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、この建仁寺を開創した栄西禅師(ようさいぜんじ)の800年忌にあたるとか。

そこで、これにあわせ、上野の東京国立博物館では、開山・栄西禅師800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」を3月25日(火)〜5月18日(日)の日程で開催! 国宝「風神雷神図屏風」のほかにも、栄西と建仁寺にゆかりのある宝物を一堂に鑑賞できる展覧会に。

さらに、100年の時を経て宗達の作品を模写した尾形光琳の重要文化財「風神雷神図屏風」も、6年ぶりに同時公開!(4月8日(火)から5月18日(日)まで本館2F「日本美術の流れ」7室で公開)このチャンスに、ふたつの作品を見比べるのもおもしろそう。

また栄西は、12世紀の宋でお茶の効用と作法を研究し、日本最初の茶書である「喫茶養生記」を書くなどお茶の普及と奨励に努めたことでも知られる人物。会場では、その栄西の生誕を祝って毎年4月20日に建仁寺で行われる「四頭茶会(よつがしらちゃかい)」の空間を再現。こちらは現在の茶道の原形とされるもので、これも貴重なチャンス!

今回は、音声ガイドのスペシャル・ナビゲーターに女優の中谷美紀さんを迎え、一見難しく思える禅の世界をやさしく解説して、作品も深く味わえるように。

「本展では、5年ぶりに公開される俵屋宗達の国宝『風神雷神図屏風』をはじめ、重文『雲龍図』など海北友松筆の建仁寺本坊方丈障壁画、山内の塔頭に伝わる名品など建仁寺の至宝や、『茶祖』としても知られる栄西禅師ゆかりの宝物の数々が一挙に展示されます。この春、日本の伝統美を体感しに、桜咲く上野にぜひお越しください」と主催担当者さん。

建仁寺の宝物と茶会のルーツを鑑賞したあとは、一服のお茶にも歴史を感じる午後になるかも・・・?