市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」

 みなさん、こんにちわ! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。私は仕事を終えて疲れている夜や、もう少し寝ていたい休日の朝を、「ランニングのパワー」でリフレッシュするようにしています。「疲れたけど気分転換に走ろう!」「寝たいけど早起きして気持ちを切り替えよう!」と思って走ると、明日への仕事の活力が沸いてくるんです。ただ、同世代の友人に話を聞くと、仕事以外にいろんな用事があって忙しく、ランニングを始めるまでの敷居は高いようです。もっと、同世代の方々と一緒に走りたいな......と思っていたら、若い女性が多く集まる大会がありました。そこで今回のテーマは、「RUN×20代女性」。普段とちょっと違う体験をしてきたので、その模様をお伝えしたいと思います!

☆ランニング初心者が参加しやすい環境を整備!

 女性だけが集まって走るマラソン大会といえば、「名古屋ウィメンズマラソン」が有名です。私も第1回大会への参加をキッカケに、ランニングを始めました。優しい制限時間のコース設定や、完走賞がティファニーのペンダントなど、女性ランナーに人気の大会です。都内でも女性ランナーだけで走る大会がないかと探したところ、「渋谷・表参道ウィメンズラン」という大会がありました! 東京の繁華街である「渋谷」「原宿」「表参道」を、なんと5000人もの女性ランナーが走るのです!

 日本のランナー人口の割合は、男性が約8割で、女性は約2割と言われています。また、女性ランナー人口の内訳も40代が圧倒的に多く、私のような20代は少数派だそうです。走ることに興味を持っていても、「仕事に拘束されて時間がない「他の遊び事で忙しい」「ウェアをそろえる経済的な余裕がない」と、いろいろな理由があるようで......。たしかに私のラン友も40代が多く、その次が30代の男性ランナー。20代女性のラン友は意外と少ないのです。これまで20代や30代の女性ランナーが少ないことについて、あまり考えたことはありませんでした。しかし、この大会を知ったことで、「同世代の女性ランナーとも一緒に走ってみたいな」と思ったのです。

 今回参加した渋谷・表参道ウィメンズランは、「若い女性の方にもどんどん走ってもらいたい!」という思いから、マラソン大会初参加の女性が優先的に当選するようにしたそうです。「大会翌日(月曜日)も仕事に支障をきたさないような距離(10キロ)」「アクセス抜群の場所(渋谷・表参道)」をウリとしているので、たしかに多くの若い女性ランナーが参加していましたよ!

☆女子トーク炸裂であっという間に10キロ完走!

 集合場所となったのは、東京・渋谷区にある代々木公園。天候はあいにくの小雨でしたが、そんな空模様を吹き飛ばすぐらい、賑やかなスタート地点でしたよ。色鮮やかなウェアで着飾った女性が集結し、香水の香りが漂っているスタートは、今まで経験したことがありませんでした(笑)。そんな模様を見ていると、「一緒に撮りませんか?」と、さっそく女性のランナーから声をかけられました。その女性ランナーは普段、ショッピングモールの受付を仕事にしている方で、すぐに「ガールズトーク」で意気投合! その方もひとりで参加していたので、一緒に走ることにしました。まさか、走る前からいきなりラン友ができるなんて、ちょっとした奇跡です(笑)。

 コースは代々木公園をスタートし、渋谷にあるタワーレコード前の交差点を折り返して原宿方向に。そして原宿駅から表参道をまっすぐ走り、表参道ヒルズ前で折り返して、明治神宮に向かいます。その後、明治神宮の境内を通って代々木公園に戻ると、ちょうど10キロ。東京の地理を知っている方なら誰もがイメージできる道のりを、日曜の午前中に交通規制をして走るのです。なんて、ぜいたくなことでしょう!

 その中でも一番ビックリしたのが、明治神宮の中を走るコースでした。普段は絶対に走ってはいけない境内を、特別に走らせてもらえたんです! 緑に囲まれた砂利道を通過したときは、神秘的な気分になりましたよ!

 さて、スタート地点で意気投合した20代の女性ランナーと私は、おしゃべりできるゆっくりとしたペースで10キロを走りました。渋谷の女子高生を見ながら学生時代の話で盛り上がったり、原宿でポップコーンの匂いに反応してスイーツ談義をしたり、表参道ではウインドウショッピングをしながらファンションの話に華が咲いたりと、同世代と楽しく会話しながら走ることがとても新鮮でした! そんなテンションだったので、コースの最後に待ち受けていた急な坂もすんなり登り切って、あっという間にゴール。こんなにも短く感じた10キロは人生初でした!

 同世代の方とのランは、美容やファッション、そして走った後の食事など、いろんな角度で共感することがありました。ますます、「忙しく働いている女性の方に、もっとランニングの楽しさを知ってもらいたい!」と思いましたよ。私もひとりの「働く女性ランナー」として、どんどんランニングの魅力を伝えていきたいです!

【今週のRUN日記】

3月8日(土) 休足日
3月9日(日) 10キロ @赤坂御所→神宮外苑
3月10日(月) 休足日
3月11日(火) 15キロ @渋谷→駒沢公園
3月12日(水) 休足日
3月13日(木) 休足日
3月14日(金) 5キロ @皇居外周

 今週の走行距離は、30キロ。東京マラソンが終わった後、少し市民ランナーの数が減ったような気がして寂しかったです。みなさん、身体を休めているのでしょうか......(笑)。実は私、近々ふたつの海外マラソンを走ることになりました! まずひとつは、3月16日、韓国の歴史ある国際大会「ソウル国際マラソン」。そしてもうひとつは、4月13日、ビーチリゾートを満喫できる「グアム・インターナショナルマラソン」です。春になると、海外でのマラソン大会が数多く開催されるのです。せっかくの海外マラソンをいっぱい満喫したい「欲張りランナーの私」は、どちらもフルマラソン部門をチョイスしましたよ! まったく違う景色が見えるだろう2大会、体調を万全にして挑みます!

 LET'S RUN WITH ME!!

【profile】
中島彩(なかじま・あや)
1987年8月1日生まれ、大阪府寝屋川市出身。慶應義塾大学法学部卒。元東海テレビ報道スポーツ局。現在はキャスト・プラス所属のフリーアナウンサー、タレント。身長158センチ。趣味はマラソンの他に、政治研究。TBS系列「オールスター感謝祭13春」出演。テレビ神奈川「ハマナビ」リポーター。週刊プレイボーイ(集英社)の電子写真集「ケータイ週プレBook」より、初のグラビア写真集『あぶない女子アナ』が絶賛発売中!

中島彩●文 text by Nakajima Aya