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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す


  • 本拠地:グローブライフ・パーク・イン・アーリントン


他球場と大きさを比較する → http://yakyujo.com/ml01/



広さ
レフト101.2m
センター121.9m
ライト99.1m
フェンス高さ2.4〜4.3m



パークファクター *平均100
安打99.1
ツーベース88.7
スリーベース67.2
本塁打90.3
得点98.5



  • 予想オーダー


1 シンソ・チュー:RF
7年$130Mでレンジャーズ入りし、アジア人史上トッププレーヤーの地位を作り上げた。5ツールの持ち主で攻守いずれもハイレベル。バッティングは左に弱いも2013年は112BBをマーク。OFもRFとしては平均以上のディフェンダー。

2 エルビス・アンドラス:SS
ディフェンシブ。2009〜2013年で両リーグ5位のDRS+34をマークし、アクロバティックなプレーで高い評価を得る。バッティングはパワーレスもコンタクトを生み出すスタイル。OPSは.659に止まったが、小技が出来る点が持ち味。

3 エイドリアン・ベルトレー:3B
レンジャーズ入りした2011年からいずれのシーズンもOPS.880&30本塁打をクリア。抜きん出たパワー&アームを示し、3Bとしてもキャリア16年でDRS+166をマークする傑出したディフェンダー。 2013年は-5と平凡な内容に止まった。

4 プリンス・フィルダー:1B
イアン・キンズラーとのトレードでレンジャーズ入り。275ポンドの太いフレームも、ここ5年で欠場1試合のタフネス。2013年はOPS.816とキャリアに比して精彩を欠く内容も、2006年から25本塁打以上をクリアするパワーが光る。

5 アレックス・リオス:LF
キャリア10年で15-15を7回クリア。2013年はキャリアハイの42盗塁をマークし、WBC日本とのゲームで値千金の本塁打&6打数6安打&サイクルヒットとハイライトの多いシーズンを辿った。隔年打者で2014年は「良い」年になる?

6 ミッチ・モアランド:DH
K%22.6%&左に対しキャリアでOPS.657と粗い点が目立つも、パワフルなバッティングで23本塁打&ISO.205をマーク。キャンプではOFコーナーにも取り組んでいる。大学まではLHPとしてもプレーしたキャリアから、アームも平均以上。

7 ジュリクソン・プロファー:2B
2012年シーズンオフは多くのメディアのプロスペクトリストで全体1位に立ったタレント。アスレチックで攻守にソツが無いプレー。定まらない起用からか2013年はOPSは.644に止まるも、2014年は2Bレギュラーとしてシーズンを辿る。

8 ジオバニー・ソト:C
2008年のナショナル・リーグROY。ここ3年はOPS.696と平凡なパフォーマンスも、ハイレベルなアプローチ&平均以上のパワーから、1時はメジャー随一のオフェンシブなCたる評価を受けた。2013年は54試合の出場もOPSは.794。

9 レオニス・マーティン:CF
キューバ出身OF。ハイレベルなスピード&ディフェンスを示し、リーグ5位の36盗塁&トップのバント安打12本&トップのDRS+17をマーク。パワー以外の4ツール・プレーヤーでスプレーヒッターも、28BB/104Kとアプローチは平凡。


  • 予想ローテーション&リリーフ


SP ダルビッシュ有:RHP
メジャー2年目にしてサイ・ヤング賞レース2位。209.2IP/277Kと傑出した支配力を示し、K/9 11.9&H/9 6.7もリーグトップ。ピッチングセンスが高く、ストレート&スライダー主体に多彩なボールを扱う。コマンドは向上の余地アリ。 

SP マーティン・ペレス:LHP
ヨハン・サンタナと比べられるタレントがブレーク。93マイルをコンスタントに上回るストレート&チェンジアップでアグレッシブにゾーンを攻める。10勝&3.62ERAをマークしROY投票では6位。K/9 6.1&K/BB2.27はいずれも平凡。 

SP マット・ハリソン:LHP
2011〜2012年で32勝&3.34ERA。2013年はヘルニアで10.1IPのプレーに止まるも、ストレート&カーブ&チェンジアップを扱うクレバーなピッチングは高い評価を得る。2月末に背中の張りでMRI検査を受けるも、大事には至らず。 

SP アレクシー・オガンド:RHP
2011年以来となる先発としてのプレー?パワフルなストレート&スライダーでアグレッシブなピッチングを示すが、2013年は104.1IP/72K/41BBと平凡な内容。チェンジアップが1.2%→14.9%と組み立てには大きな変化が見られた。

SP* ニック・タペッシュ:RHP
シンカー&スライダー&カーブ&チェンジアップのコンビネーションでゴロを生み出す。ハイポテンシャルの持ち主では無いがクレバーな内容が光り、コマンドも安定している。デビューマウンドのレイズ戦は7.1IP/1Rで初勝利。 

SP* トミー・ハンソン:RHP
ブレーブス次代のエースと評されながらもキャリア3チーム目。スライダー&カーブはハイクオリティも、92マイルのストレートはここ2年は80マイル後半止まり。アグレッシブさを失い、2013年は5.42ERA&K/BB1.87と精彩を欠いた。

SP* ジョー・ソーンダース:LHP
1年$500Kでレンジャーズ入り。2008〜2013年はいずれのシーズンも170IP以上のイニングイーター。ツーシーム&スライダー&カーブ&チェンジアップを扱うも、投手としては持ち味に乏しい。技巧派ながらコマンドもアバウト。 

SP* デレク・ホランド:LHP
1月に左ヒザを負傷し、AS後の復帰プランとなる?2013年は10勝止まりもキャリアハイの内容を示し、213IP&3.42ERA&K/BB2.95はいずれもキャリアハイ。93マイルを上回るパワフルなストレート&スライダー&チェンジアップ。 

 

RP ロビー・ロス:LHP
ストレート&スライダー主体にここ2年は計123試合にリリーフ。マイナー時は先発としてシーズンを辿っており、ホランドの穴を埋める1人としてローテーション入りの可能性も囁かれている。スプリング・トレーニングでも1先発。

RP ニール・コッツ:LHP
2009年以来となるメジャーのマウンドでキャリアハイのパフォーマンス。平凡なコマンドが向上を辿り、スライダーに代わりカッターを用いるスタイルで左右いずれの打者もOPS.600以下に抑えた。1.11ERAはリリーバーとしてリーグ2位。 

RP ホアキム・ソリア:RHP
メジャー随一のクローザーとして評価を受けていたも、2011〜2013年はトミー・ジョン手術を受け84IP/3.96ERAと平凡なパフォーマンス。パワーアームでは無く、スライダー&カーブのコンビネーションで打者を欺くスタイル。 

RP タナー・シェパーズ:RHP
パワーアーム。マイナーでは4.15ERAに止まるも、100マイルを叩き出すストレート&スライダーで1.88ERAと打者を捻じ伏せた。ボールのクオリティに比して76.2IP/59K/24BBと内容は平凡。BABIP.252&LOB%84.4%に助けられた?

CL ネフタリ・フェリース:RHP
トミー・ジョン手術から9月にカムバック。2010〜2011年に計72セーブを上げたクローザーのポジションに再び収まると目されている。103マイルをマークするストレートが主体。2013年はチェンジアップの割合が大幅に向上した。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
本拠地図面:http://yakyujo.com
写真:http://www.flickr.com/photos/48046632@N07/7007688533/in/photolist-bFfeE6-7RGQz3-7RDzKB-7RDzVz-bghiXa-bUjR7q-bUjTVm-bUjMZm-fGDj2V-ccfVAA-fk21WV-8j3oqM-dsXBDK-dsXNgL-bURFj9-e4yxAi-e4E9qb-f6sixF-f5YCnC-f74iCg-f65EzC-f5Z56d-bURF9E-bNbHJR-bNbJ9Z-bski7o-bzh5a5-bzh511-bzh4KG-bFfbEi-bskhRA-bzh4VU-bski3Q-bskie7-bFfbrn-8KHBYY-fbjDQ9-bFfew2-bsko3L-bskmeh-fbjE7q-bFfgAn-bFfm66-bFfeB4-fGCvVt-bFfm1P-bFfbMB-bURE9C-d5pTYq-bzh5gN-j8MeFq