10年ぶりに連ドラにレギュラー出演する市川海老蔵
 - 撮影:篠山紀信

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 歌舞伎俳優の市川海老蔵が4月にスタートする嵐・二宮和也主演の新ドラマ「弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」(日本テレビ系)に出演することが明らかになった。2009年のTBS系ドラマ「MR.BRAIN」にゲスト出演していた海老蔵だが、連続ドラマにレギュラー出演するのは、2003年に主演したNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」以来、約10年ぶりとなる。

 本作は、ノンフィクション作家・高橋秀実の「『弱くても勝てます』 開成高校野球部のセオリー」を原作に、日本有数の進学校にやってきた30歳目前の新米教師・田茂青志(二宮)が、いまだ試合で勝ったことのない弱小野球部に「勝利」を与えてあげたいと奮闘するさまを描く青春学園ドラマ。海老蔵は、高校時代に青志と野球の試合で対決し打ち負かした、青志の永遠のライバル・谷内田健太郎を演じる。

 今回の決定に海老蔵は、「久しぶりのテレビドラマ出演になりますが、二宮さんとご一緒させていただくのが楽しみです。また、若い役者さんと皆さんでドラマを盛り上げていきたいと思います」と意気込み。対する二宮も「まず共演させていただけるのが非常にうれしいです! ライバル役ということではありますが、皆で仲良くいい現場になるよう、胸をお借りするつもりでぶつかっていきます!」と語った。

 海老蔵の起用について河野英裕プロデューサーは、「ライバルの存在が大きければ大きいほど、登場人物たちの輪郭が際立ち、その山が高ければ高いほど、物語は盛り上がります。海老蔵さんにしか醸し出せない特別な存在感は、このドラマを大きく強く盛り上げてくれるに違いありません」とコメント。「二宮君をはじめ若い役者さんたちと海老蔵さんの芝居対決は、土曜よる9時という時間に見たことないようなドラマを見せてくれるに違いないと思っています」と期待を寄せた。

 なお本作は、福士蒼汰、有村架純、薬師丸ひろ子、荒川良々ら「あまちゃん」のキャストが再共演するほか、麻生久美子、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、山崎賢人、本郷奏多、光石研、川原和久、笹野高史ら豪華キャストが出演することでも話題を集めている。(編集部・中山雄一朗)

ドラマ「弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」は4月12日よる9時、日本テレビ系にてスタート(初回は20分拡大)