第86回アカデミー賞にて主題歌賞、長編アニメーション賞のW受賞を果たした

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いよいよ、3月14日(ホワイトデー!)より話題のディズニー・アニメーション『アナと雪の女王』が公開される。すでに全世界興行収入は10億ドルを突破し、先日発表された第86回アカデミー賞(R)では、<主題歌賞「Let It Go」><長編アニメーション賞>をW受賞! 「Let It Go」の作詞作曲を担当したロバート・ロペスは、弱冠39歳の史上最年少でエミー、グラミー、オスカー、トニー賞の4冠を制し、ショービズ界のグランドスラム「EGOT」を達成。映画サントラも全世界400万枚を売り上げるなど、まさに従来のアニメーション作品を超えた映画と言える!

そんな作品だけに、ディズニーファンは待ちきれない方も多いはず。しかし、本作はファンのみならず、大人の女性にも是非オススメしたい作品なのだ。その理由は後ほど…、まずは気になるストーリーから。

■ストーリー
触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ王家の姉エルサは、その“力”に気づいてからというもの、かつては一緒に遊んでいた妹アナを傷つけることを恐れ、城の一室に閉じこもって暮らしていた。しかし、エルサの新女王としての戴冠式の日、その力をコントロールできず真夏の王国を冬に変えてしまう。
“雪の女王”となった姉と王国を救うため、妹アナは山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま"のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。
凍った世界を救いだすのに必要なのは、“真実の愛”。アナとエルサ、そして王国を待つ未来とは?

ディズニー史上初のWヒロインは“大人女子”


今回の主人公はディズニー長編アニメーション史上初(!)のWヒロイン。姉のエルサは優雅で落ち着きがあり、慎重に考えて行動する責任感の強いタイプ。一方、妹のアナは明るく楽観的、頭で考えるよりも体が先に動く行動派。そんな対照的な2人なのだが、共通しているのは“ちゃんと自立した大人の女性"だということ。これまでのディズニーヒロインといえば、まだ見ぬ新しい世界を夢見る少女(が新しい世界に飛び出して成長する…)というイメージが強かった。

しかし本作では、新しい世界への憧れは抱きつつも、彼女らは単なる好奇心ではなく、自身の立場や愛する相手を想うからこその行動に出る。それゆえ、大人女子なヒロインに、働く女性の方々も彼女らに共感する 部分が多いとか。

例えば、エルサは妹のアナや王国の為を思い、自分がその場を去ろうとしてしまうが、そんな責任感の強さゆえの行動に特に長女の女性は「気持ちがわかる。。。」という声も。

一方、妹側の方々の中には、色々慎重になる姉をよそ目に、簡単に結婚を決めてしまうアナを見て、「私はこっちのタイプだわ。」と思うのだそう。(ちなみに“大人女子"とは諸説あるが、精神的には大人として成熟していながらも心には子どものような可愛らしい一面を持つ女性のことを言う)

全編に流れるミュージカル・ナンバーに絶賛の嵐


そんなヒロインの姉、エルサが劇中で今まで抑えてきた感情を解き放ち、自由に生きることを誓う『Let It Go』は各界から感動の声が。第86回アカデミー賞(R)主題歌賞を受賞し、その美しくも力強い楽曲はディズニー史に刻まれる新たな名曲、とも言われているほど。また『Let It Go』以外にも魅力的な楽曲の数々が全編に散りばめられ、まるでブロードウェイ・ミュージカルを観ているような気分になる。きっとサウンドトラックが欲しくなる方も多いはず! 全米では、本サントラが『レ・ミゼラブル』以来、ビヨンセやグラミー賞アルバムを抑えビルボード総合1位という快挙だそう。これはすごいことです。
また、日本語版では、エルサ役を松たか子さん、アナ役を神田沙也加さんが演じている。ある意味、芸能界の“王女”でありながら、自らの力で新たな道を切り開き続ける2人の伸びやかな歌声にも勇気づけられる女性は多いはず。

衣装・建築・装飾…ウットリの北欧デザイン


ディズニーといえば、カラフルな映像、キュートなデザインも魅力のひとつ。しかし、本作の世界観はぐっと大人モード。昨今、日本でも注目されている北欧デザインがふんだんに取り込まれている。
舞台のアレンデール王国を創るにあたって、製作チームが赴いたのはノルウェー。エルサが暮らす氷の宮殿には、ノルウェーに点在する伝統的なスターヴ教会だったり、王国のお城には、オスロのアーケシュフース城(←とっても素敵なお城!)や北欧随一の規模を誇るトロンハイムの木造宮殿などがヒントになっているとか。スクリーンいっぱいに広がるお城や宮殿の美しさは壮観!実際にノルウェーを旅してみたい!と思ってしまうほど。更には、ノルウェーの“ローズマリング"という花などをモチーフにした伝統的な装飾画=フォークアートもキャストの衣装や建築物の衣装に使われ、私たちの目を楽しませてくれる。

■さいごに
現在、公式サイトでは「アナorエルサ(雪の女王)どっち派?」という投票キャンペーンを実施中。見た目も性格も違う姉妹どちらに支持が集まっているのか、とても興味深い結果になっているので、気になる方は是非チェックしてみて。話題の主題歌も視聴できます!

というわけで、さまざまな視点から本作をご紹介してきたが、少しはこれまでのディズニー・アニメーションとはちょっと違う事がお分かり頂けただろうか。一方で、「え?!Wヒロインって事は、今回はラブロマンスは無いの!?」と心配している方の為に、「大丈夫!とっても素敵なロマンスも!」とお答えしておこう。

先日の来日記者会見でクリス・バック、ジェニファー・リー監督は本作を『真実の愛を独自の目線で描いたミュージカル』とコメント。多くの方々が想像しうるハッピーなエンディング・・・を超えた、意外な結末が待っている。

1人の女性として成長したヒロイン達が、“ありのままの自分"で勇気をもって周りの人たちや社会と関わろうとした時、そこで生じた問題をどうやって乗り越えていくのか、、宝石のようなミュージカル・ナンバーが輝くスペクタクル・ファンタジーとして楽しめるのはもちろん、さまざまな気づきを与えてくれる作品としても是非多くの女性にご覧頂きたい。男性も、気になる女性や彼女をホワイトデーデートに誘ってみては?
(mic)

■『アナと雪の女王』 (c)2014 Disney
3/14(金)より、2D・3Dにて全国ロードショー!
触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ女王エルサは、その力を制御することができず、真夏の王国を冬に変えてしまう。“雪の女王”となったエルサと王国を救うため、妹のアナは雪山の奥深くへと旅に出るが…。

第86回アカデミー賞 W受賞!
★主題歌賞(「♪Let It Go」) 
★長編アニメーション賞

第41回アニー賞 最多5部門受賞!
★作品賞 ★監督賞(クリス・バック、ジェニファー・リー) ★美術賞
★声優賞 (オラフ役:ジョシュ・ギャド ※日本語版ではピエール瀧さん)   
★音楽賞 (「♪Let It Go」)