【図表1】吉野家ホールディングス(9861)のチャート。優待の権利がもらえるのは年に2回。2013年8月(左)と2014年2月(右)の権利落ち日には株価が下落している様子がわかる。

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3月の株主優待権利取りまであと約1カ月と迫ってきた。3月末は年間でもっとも優待品が多い時期、有利な点も多い。そこで、優待銘柄を取引する際の基本、気をつけるべき落とし穴、「クロス取引」と呼ばれる低リスクで優待品をゲットする手法、お得な証券会社など、まとめて紹介しよう。

優待銘柄の値動きには特徴がある

 まず、株主優待品をもらうための基本、権利取りの日付を確認しよう。優待品をもらうには、権利確定日の3営業日前までに株を買い、その翌営業日以降まで持ち越さなければならない。この「3営業日前」のことを「権利付き最終売買日」と呼び、その翌営業日を「権利落ち日」という。

 今年の3月末は権利確定日が3月31日(月)、最終売買日が3月26日(水)、権利落ち日が3月27日(木)となる。

 株主優待や配当を得たい人は、権利付き最終売買日までに株を買おうと考える。そこで、株価は最終売買日付近まで上昇し、権利落ち日以降には株価が下落する傾向がある。【図表1】で吉野家ホールディングス(9861)のチャートは典型的だ。魅力的な優待品がある銘柄ほど、その特徴は際だつ。

どんな優待銘柄が人気?

 松井証券で無料で見られる「QUICKリサーチネット」では、株主優待のアクセスランキングが見られる。2月末で人気が高かった銘柄が【図表2】だ。総合スーパーや牛丼店など、一般消費者に身近な企業が載っており、優待品は飲食券や買物券。人気が高いのもうなづける。

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