マーロン・バードとライアン・ハワードは、生の田中将大を十分に見ていない。しかしそのフィリーズの打者たちによる直後の印象は、木曜日の田中がベストでなくても、とても印象的なものだった。

「彼のファストボールは衝撃的だし、それを良い場所に投げていた」バードは言った。彼はブライトハウス球場で行われ、ヤンキースが4対3で勝利した試合の2回に、田中のスライダーを二塁打にしていた。「今日のスプリットフィンガーは短かったけど、全体的なコントロールに、僕は驚いたよ」

タンパで田中が、ヤンキースの3番手として登板した先週の土曜日、バードはすでに対戦していた。

「これまでにビデオで見たスプリッターは、いつもの彼はそれを、ホームプレートの後ろに落とすんだ」田中が数回、ホームベースの前にバウンドさせていたスプリッターについてバードは言った。「次の先発で彼は、おそらく(後ろに)するだろうね。彼は、良い感じに見えたよ」
 
3イニングを登板した田中は、1失点、被安打2、奪三振1、四球は与えなかった。その失点は、3回のフレディー・グラビスの本塁打によるものだった。 

「彼はファストボールをコントロールしていて、それを92から94マイルで投げてくる」ハワードは言った。2回に彼は、1球目のそれをセカンドゴロにしていた。「鍵は、92から94マイルを投げるときで、鋭いスプリットがあると、打者はそれに早めに対応しなくてはならないんだ。彼のボールのその落ちる動きは、彼を大いに助けるだろう」

ヤンキースのクラブハウスの評価は好意的で、ジョー・ジラルディ監督とラリー・ロスチャイルド投手コーチは、雨によって90分も遅れたことを田中が上手くコントロールしたことに印象を受けた。

「彼は不利になってからまずい球を投げたことで、打者はそれを球場の外へ持っていった」ロスチャイルドは、風の助けがありながらも、スイッチヒッターのグラビスが、ライト側フェンスをしっかりと超える当たりにした、カウント3-1からのファストボールについて言った。「1年のこの時期に、それは心配ではない。それは3回だったし、そのことについて私は心配してない」 

参考記事:Tanaka impresses Phillies stars By George A. King III NYPOST.com