「ムダづかい女子」を数種に類型化

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いよいよ消費税アップが目前に迫ってきた。3%アップは家計に大きなインパクトを与える。たとえば、年収300万円の単身世帯(40歳未満)の場合、年間で約3万7000円の支出増が予想される。月々3000円の増加なら飲み会への参加を1回控えれば、と思うかもしれないが、独身で家賃も自己負担している働き女子にとっては死活問題……。

「ムダづかい女子」をさまざまなタイプに分類

そこで、消費税アップに負けないよう、ムリせず支出を抑える方法を教える本『ムダづかい女子が幸せになる38のルール』(八ツ井慶子著、かんき出版、1365円)が発売された。著者の八ツ井慶子さんは、ファイナンシャルプランナーとしてこれまで、累計で数千人のお金の相談に乗ってきた。

八ツ井さんは著書のなかで「ムダづかい女子」をいくつかにタイプに分類しているが、それぞれのネーミングと解説がイマドキの女性の実態をあらわしていて興味深い。たとえば、こんな具合だ。

【ランキング振り回され女子】
「格付け」「ランキング」「総選挙」という言葉に敏感。ひそかに、社内女子のランキングを作っており、自分の順位を上げるために、洋服やバッグ、ジュエリーにどんどんお金をつぎ込んでしまう。横並び志向が強く、自分のセンスはいつまでたっても確立されない。
【資格オタク女子】
「就職・転職には資格が有利」を信じて、自分のやりたいことよりも、取れそうな資格を、とりあえず取りまくる。好きな言葉は「合格」。そのうちやりたいことが見えてくると思っているが一向にその気配がなく、自己投資という名の浪費を重ねている。

こんなかわいくも切ない女子たちに対して八ツ井さんは、「ムダづかいの背後にある自分の感情に目を向けましょう」と語る。「他人に負けたくない」「イライラしていたから」という女性にありがちな感情につけ込む売り手の巧みな広告戦略なども読み解きながら、ネガティブな感情から自由になって、好きなモノに囲まれて、ある程度のお金がある生活こそが、幸せだと説く。

消費税は、1年半後にさらに2%のアップが予定されている。紹介されている38のルールは、アベノミクスの好景気に浮かれず、自分たちの生活のあり方を見直しながら、本当に幸せとは何か、を考えてみるための、きっかけを与えてくれそう。「あれ、私のこと?」と思った女性は手にとってみてはいかが。