中谷美紀が役作りで髪ばっさり、人気マンガ「繕い裁つ人」映画化。

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月刊誌「Kiss PLUS」(講談社)に連載中の人気マンガ「繕い裁つ人(つくろいたつひと)」が、女優・中谷美紀主演で映画化されることが決定した。2015年、ギャガの配給で全国公開される。

作品の舞台は、どこか懐かしい昔ながらの小さな洋裁店。主人公である、祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江役を、「嫌われ松子の一生」で日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞などなど映画各賞を総ナメにし、「ゼロの焦点」「阪急電車〜片道15分の奇跡〜」などの作品でも高い演技力が評価された中谷が演じる。

監督は、「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」で優しい雰囲気の中に、スピリッツの効いた作品を手掛けるとして定評がある、三島有紀子が務めることも決定した。

そのほかのキャストは、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、数々の映画・ドラマで活躍する三浦貴大、映画・ドラマで圧倒的な存在感を放つ個性的女優・片桐はいり、「小さいおうち」でベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したばかりの注目の女優・黒木華、連続ドラマ「夜行観覧車」での演技力が話題になった杉咲花、また中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子などが名を連ねた。

中谷は「過去の遺物となりつつあるかもしれませんが、ものづくり大国日本の誇るべき職人のひとりを演じられることに魅力を感じました」と出演を決意。「おしゃれでエレガントな背景が取り巻くなか、たったひとりのために作られた『夢を見るための洋服』を大切に真摯に繕う市江の姿に惹かれました」と原作を読んだ感想を語り、「老若男女を問わず肝心な人生をおきざりにしてお仕事に励む方や、単調な日常にわずかな豊かさを求める全ての方にご覧頂きたいです」とコメントを寄せている。

さらに、中谷は本作のために、肩までかかる髪をばっさりと切り、ショートへアに。「しつけの行き届いた野犬という市江の人物評に相応しい髪型だと自負しております」と、気合十分で撮影に挑む。撮影は、神戸、川西を中心に、オール兵庫ロケを3月1日から3月下旬まで敢行中だ。

映画「繕い裁つ人」は2015年1月、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。