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●絵ノベルって何?皆さんこんにちは! 小説を読むのが趣味の主婦ライター32歳女子です。世の中の流れ、流行って早いですよねー。ぼーっとしているとあっという間に置いて行かれて「おばちゃん」なんて言われちゃうんだろうな…と思っていますが、いよいよ読書好きの世界にも新たな波がやって来ました。そう、「電子書籍」です。

今回、マイナビニュース編集部から依頼を受けまして、電子書籍のレンタルサイト「電子貸本Renta!」が2月18日よりリリースした新感覚のスマホに特化したビジュアル電子書籍「絵ノベル」を体験してみる運びとなりました。正直、わたしは電子書籍初体験のアナログ・アラサーなんですが大丈夫でしょうか…。

○絵ノベルって何?

まずは聞きなれない「絵ノベル」って何なのかについて説明しますね。絵ノベルとは、マイナビニュースのこちらの記事を引用しますと

小説やゲームをシナリオ化してビジュアルを付加し、スクロールによるインターフェイスで「より分かりやすく・より読みやすく」リノベーションした新感覚のデジタルコンテンツ。ページをめくって読み進める従来の小説とは異なり、セリフや文章を一定の文字数で区切ってウィンドウ化し、スクロール動作で閲覧する仕様となっている。

だそう。実際の画面を見てみますと、セリフ中心の内容構成、セリフの横に喋る人の顔イラストが出ていたりして、まるでアドベンチャーゲームやノベルゲームの画面に近い印象です。とはいえ、選択肢によってストーリーが分岐することはないそうで、あくまでイラスト付きの小説ということになります。ゲーム慣れしている、あるいはライトノベルを良く読む人にとっては、取っ付き易いんじゃないでしょうか。

○さっそく体験!

それでは実際に作品を見て行きましょう!今回読ませて頂いたのは、元々小説として電子貸本Renta!で配信され、絶大な人気を誇ったという『学校のおぞましい話〜ホルマリン漬けの生首〜』(なんてタイトル…涙)と、こちらも既に現在2巻まで配信され、命をかけたゲームで戦うプレイヤーたちの恐怖と残酷描写で話題の『マリオ・ゲーム』の2作品。

さっそく、『学校のおぞましい話〜ホルマリン漬けの生首〜』を読んでみます。何にでも好奇心旺盛で首を突っ込みたがる主人公の女子高生「猫美」は、ある日理科の教師である「鳥嶋」が、若い女性を殺し生首をホルマリン漬けにしてコレクションしているという噂を耳にします。その事実を確かめるため、鳥嶋を尾行するのですが、事件に巻き込まれてしまい…というお話。

いやーこれね。怖かったですよ……。大体、こういう小説って、結末を予想しながら読むじゃないですか。その予想が大きく裏切られました。……続きを読む

●読んでみた感想は…文章はある程度の長さで区切られていて、小分けに表示させているからか、実際はけっこうな長文を読んでいるんでしょうがテンポ良く読み進めていくことができます。長いページでも1分〜2分ぐらいで読み終わるイメージですね。今回読んだ『学校のおぞましい話〜ホルマリン漬けの生首〜』は、10分〜15分ぐらいでした。

ちなみに画面は下スクロールで読み進めていく形式。ブラウザの下の方をタップするか、ページをドラッグ(画面をタップしたまま上に引っ張り上げるようなイメージです)することで、お話がどんどん進んでいきます。逆に、画面の上をタップするとお話が戻るようになっています。このあたり、詳しいヘルプを読まなくても、直感的に操作できるようになっていると思いました。

また、話している人物の顔と名前、シーンが展開している背景のイラストが常に表示されているので、「今どこで誰が誰と話しているのか」話の展開が理解しやすいのもポイントです。

ちなみに「イイ場面だからイラストだけ見たい!」という場合は、画面右上の「絵」というアイコンをタップすることで文章を非表示にすることもできます。迫力あるイラストも挿入されていますので、しっかり世界観に入り込みたい場合はぜひ活用したいですね。

読んでみた感想は…

わたくし、前述したように電子書籍初体験のアナログ・アラサー。正直、読む前までは「本屋で買えば読めるものを、わざわざ高額な機器を使って読む電子書籍って…」と懐疑的だったんですが、こういう「電子ならでは」な表現ができる絵ノベルって、「電子書籍の新しい可能性」として考えるとすごく面白いです。「電子書籍なんて…」とちょっと斜に構えている読書好きの皆さんにも、ぜひ一度体験してみて欲しいですね。

Renta!のページを見てみますと、現在公開されている絵ノベルは4作品(2014年2月現在)。上記で紹介した作品の他にも、無人島での男女のサバイバルと恋愛を描いた「DEAD or LOVE」と、記憶喪失の主人公と少年の恋愛を描いた「AMNESIA」など、どちらかというと女の子向けの作品が多い印象です。確かに、恋愛もの作品で、相手の男の子との甘いロマンスなんかもぜひ読んでみたいですね。今回は試させてもらったのが、なぜかふたつともバイオレンスなホラー作品だったので、余計にその思いが高まります…。

ぜひ皆さんも体験してみてはいかがでしょう?

文:小鳥遊吉未