2014年よりいよいよNISA(少額投資非課税制度)がスタートした。すでに13年末時点での口座開設の申請件数は約556万件にも上っている。では、口座開設をした人はいったいどんな投資を行なっているのだろうか。NISAの口座ではもちろん個別株も買うことができるが、ここではネット証券を中心にどういった投資信託が人気となっているのかを速報データから分析し紹介しよう。

高分配のグローバル&USリート型が
人気10ファンド中の5本を占める結果に!

 年間100万円までの投資の利益が非課税になるのがNISA(少額投資非課税制度)。2014年1月よりNISAでの投資が解禁となったわけだが、いったい多くの人はどんな投資信託を買っているのか、そして最も人気の投資信託はどれなのか、というのは誰もが気になるところだ。

 そこで、今回2014年1月のNISA口座での買付で見たランキングを調査した。表はその結果だ。

リート型と株式のインデックス型に人気が集中!
順位 ファンド名 投資先タイプ 運用会社
1位 ワールド・リート・オープン
(毎月決算型)
リート型 国際投資信託
2位 好配当グローバルREITプレミアム
ファンド通貨選択コース
リート型 損保ジャパン日本興亜アセット
3位 損保ジャパン・グローバルREIT
ファンド(毎月決算型)
リート型 損保ジャパン日本興亜アセット
4位 ニッセイ日経225
インデックスファンド
日本株型 ニッセイアセット
5位 インデックスファンド
225
日本株型 三菱UFJ投資信託
6位 楽天USリート・トリプルエンジン
(レアル)毎月分配型
リート型 楽天投資信託
7位 フィデリティ・USリート・
ファンドB(為替ヘッジなし)
リート型 フィデリティ投資信託
8位 eMAXISバランス
(波乗り型)
バランス型 三菱UFJ投資信託
9位 SMTグローバル株式インデックス・オープン 先進国株型 三井住友トラストアセット
10位 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 先進国株型 フィデリティ投資信託

 まずは、1位から10位までのラインナップをざっと眺めてみてほしい。最初に気がつくのが不動産に投資するグローバルリート型(米国リートも含む)の投資信託が5本もランクインしているという点だ。しかも、1位のワールド・リート・オープン、2位の好配当グローバルREITプレミアム・ファンド、3位の損保ジャパン・グローバルREITファンドと上位3投資信託は、グローバルリート型が独占するかたちになった。

 ここからわかることは、値上がり益もさることながら、高利回りの分配金を受け取りたい個人投資家が多いということ。

 分配金狙いの投資信託には、リート以外にも債券型があるが、現状の利回りが高いリート型に人気が集中した結果で、5本すべてが毎月分配型で、そのうち2本が通貨選択型というのも頷ける。

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