『怒れ!憤れ!-ステファン・エセルの遺言』 ©Prince Production

写真拡大

ステファン・エセルの著書『怒れ!憤れ!』を原案にした、トニー・ガトリフ監督の映画『怒れ!憤れ!-ステファン・エセルの遺言』が、3月1日から東京・新宿のK's cinemaほか全国で順次公開される。

【もっと大きな写真を見る】

対ナチスのレジスタンス運動への参加や、世界人権宣言の起草に関わるなど世界の不公正と闘い続けたステファン・エセル。昨年逝去したエセルの遺言とも言われる2010年の著書『怒れ!憤れ!』は、「非暴力のパワー」や「平和的な暴動」を訴え、わずか32ページのパンフレットながら30か国語に翻訳され、ヨーロッパの大衆運動「INDIGNADOS」、アメリカの「ウォール街を占拠せよ!」運動、さらには「アラブの春」にも影響を与えたという。

『怒れ!憤れ!-ステファン・エセルの遺言』は、『愛より強い旅』で『第57回カンヌ国際映画祭』監督賞を受賞したトニー・ガトリフが、同書にインスパイアを受けて制作。アフリカからヨーロッパに渡った不法移民の少女の目を通して、スペインの「15M運動」、パリ・バスティーユ広場の連帯集会、ギリシャ議会前のデモなど、2011年にヨーロッパで実際に起きた民衆運動が描かれている。「15M運動」の最中に現地で撮影された、マドリッドのプエルタ・デル・ソル広場を埋め尽くす何万人の人々の映像も見どころとなる。