「密着育成方針で即戦力を生む!」をキャッチフレーズに声優・タレント・ナレーターのプロダクション業務と養成所を展開中の「スペルバウンド(SPELLBOUND)」。4回に渡り声優を目指す人へのメッセージ企画として、「スペルバウンド」の所属声優を中心に、「声優を目指したきっかけ」「印象に残るレッスン」「今後の目標」などをうかがった。最終回となる今回は「アイドルマスター ミリオンライブ」のエミリー役などで活躍中の郁原ゆうさんのインタビューをお届けする。

第1回 津久井彩文インタビューはこちら
第2回 河田華奈インタビューはこちら
第3回 平山笑美インタビューはこちら




ーーまずは自己紹介をお願いします。

郁原:郁原ゆうです。趣味はひなたぼっこです。温かい季節は、ベランダでひなたぼっこをしています。長いと2時間くらいずっとぼんやりしています(笑)。近所に大きめの公園があって、お天気の良い日は頻繁に行ってました。特技はマッサージです。リンパマッサージを勉強したりして、お父さんに実験台になってもらっています!(マッサージをすると)「軽くなった」って言ってもらえたりしますね。機会があったら資格が取れたら良いとは思うのですが、力がないので難しいかなとも思っています。


ーー声優を目指したきっかけはなんでしょうか?

郁原:とても落ち込んでいた友人が、とある作品をきっかけに「明日も頑張ろう」と言っているのを見て、声ひとつ、演技ひとつで、その人の明日の希望を作ってしまったのがすごいと思ったんです。「声がキレイだね」と言われることもあったので、私にも演技やセリフで元気になってもらうことが出来たらいいなと思って声優を目指しました。


ーー影響を受けた作品はありますか?

郁原:中学生の頃には声優という存在を知っていたのですが、アニメも見ず、ゲームもしなかったので、「声をあてる俳優」という認識しかありませんでした。そんな私が興味を持って、関連CDなど全部買ってしまったのは「ツバサ・クロニクル」という作品です。音楽もすごく素敵で、主人公の小狼くんの辛いことが起こっても頑張る姿が格好良くて、のめりこんじゃいました。




ーー声優として普段から取り組んでいることは?

郁原:毎日腹筋をしています。移動中は季節に関係なくマスクをしています。時間があれば、笑顔の状態での滑舌の練習もしています。


ーー養成所や専門学校で今まで受けた中で印象に残っているレッスンを教えてください。

郁原:どのレッスンも今まで全く知らない内容で、ためになりました。専門学校と養成所ではレッスンの傾向が違っていて、専門学校では「育てること」に意識を置いたレッスンだったのが、養成所では「個々の個性を活かす」内容でしたね。専門学校の時は歌は苦手だったのですが、養成所に入り、「今まで出来なかった歌い方や表現の仕方をしたらいい」とアドバイスをいただき、自信を持てるようになりました。


ーー得意なキャラクターを教えてください。

郁原:まだ新人なので、演じたキャラクターは少ないのですが、養成所時代に声質的に「病弱なヒロイン」が良いと言ってもらうことがありました。それ以外では、自然体の元気な女の子でしょうか。




ーー演じてみたいキャラクターはありますか?

郁原:今「ピクレレ」というアニメで男の子を演じているのですが、見直してもっと勉強しないといけないと思っています。少年の演技はもちろん、機会があれば幼い子もやってみたいですね。


ーーアフレコで難しいと思う部分を教えてください。

郁原:そこまでアフレコの経験が豊富なわけではないのですが、感情を込めようとする口パクがずれてしまったりすることがあります。プロとして1個1個苦手な部分をこなしていけたらと思います。


ーー今後の目標や抱負をお願いします。

郁原:色々な人に私の演技や声を聴いていただき、元気づけることが出来るようになれたらいいなと思っています。また、Twitterをやっているのですが、フォロワーさんと触れ合う機会があれば嬉しいです。そのためにも頑張っていこうと思います。


<郁原ゆうプロフィール>
出身地:千葉県生年月日:2月19日血液型:A型身長:156cm所属:スペルバウンド所属(専門学校 東京声優アカデミー 出身)趣味:ひなたぼっこ、お菓子作り特技:マッサージ