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小説家、脚本家として活躍している冲方丁氏原作の『天地明察』『光圀伝』『はなとゆめ』といった歴史小説シリーズが、2014年1月末の時点で電子書籍の累計が15万ダウンロードを突破した。

冲方氏は、2003年に『マルドゥック・スクランブル』で「第24回日本SF大賞」を受賞し、2009年には初となる歴史小説『天地明察』を刊行。本作で「第31回吉川英治文学新人賞」「第7回本屋大賞」「2011大学読書人大賞」「第7回北東文芸賞」「第4回舟橋聖一文学賞」など数々の賞を総なめにしている。ライトノベルやSF小説はもちろん、「第3回山田風太郎賞」を受賞した『光圀伝』や、『はなとゆめ』などタイプの異なる歴史小説を次々と発表し、多くのファンに支持されている。現在はアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』の構成と脚本も担当している。

これらの歴史小説シリーズは、すべて電子書籍化されており、先に挙げた『天地明察』は電子書籍取次会社・ブックリスタでの「2012年年間ランキング総合・小説部門1位」を獲得。『はなとゆめ』では、テキストだけを収録した「通常版」と、新聞連載時に掲載された198点の挿画(画・遠田志帆)を収録した「電子ビジュアル版」の二種類を同時配信するという、角川書店の文芸小説では初めての試みが行われた。この「電子ビジュアル版」は、平安宮中の豪華絢爛なイラストが多数盛り込まれ、発売当初から話題となっていた。

また、冲方氏最後のライトノベルである『シュピーゲル』シリーズ(『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』『テスタメントシュピーゲル』)の完結編となる新作が、2014年春頃から電子媒体にて連載スタートすることが決定している(連載媒体や開始日時は後日追って発表される)。