21日、ニューヨーク・タイムズはキム・ヨナの銀メダルに憤慨する韓国人について、「被害者意識の強さからくるもの」と分析した。写真はソチ五輪エキシビジョンでのキム・ヨナ。

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2014年2月24日、朝鮮日報中国語サイトによると、米ニューヨーク・タイムズ紙はキム・ヨナの銀メダルに憤慨する韓国人について、「被害者意識の強さからくるもの」と分析した。

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ソチ五輪フィギュア女子シングルの判定をめぐり、その再審査を求める署名活動に200万人あまりの署名がこれだけの短時間で集まったことは極めて異例だが、こうした現象は韓国人特有の感情によるものだ。韓国人にとって国際競技は選手個人の問題ではなく国家の問題になっている。韓国は西洋諸国や近隣の強国に虐げられた過去があるため、被害者意識が強い。だからこそ、これらの国と対戦する時、勝敗に強くこだわるのだ。

韓国人はキム・ヨナに、「戦争の廃墟から再び立ち上がり、世界第13位の経済大国になった祖国」の精神的イメージを見ている。韓国人にとってキム・ヨナは「完璧な英雄」なのだ。

韓国はスポーツの勝敗だけでなく、あらゆる数字がもたらす結果に異常なほど執着する。毎年ノーベル賞受賞者が発表されるたびに、「なぜ韓国には受賞者がいないのか?」と嘆く国は珍しい。また、各国際機関が発表する国別ランキングに異常なほど興味を示すのも韓国だ。

2002年のソルトレーク五輪において、ショートトラック男子1500mで韓国人選手が失格になった際の韓国側の猛抗議に比べれば、今回のキム・ヨナ騒動はまだおとなしいほうだ。当時はデモ隊がソウルの米国大使館を取り囲み、警察が出動するほどだった。韓国の大手メディアや専門家は国民に対し、冷静で節度ある態度を呼び掛けて「過激な民族主義」を抑え込もうとしている。(翻訳・編集/本郷)