韓国で五輪連覇が期待されていたキム・ヨナ選手が、ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルで銀メダルを獲得したことを受け、韓国のインターネット上では感謝の気持ちを贈ろうとメダル募金が開始された。21日に始まり、すでに150万円近い金額が集まっている。(写真は「CNSPHOTO」提供)

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 韓国で五輪連覇が期待されていたキム・ヨナ選手が、ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルで銀メダルを獲得したことを受け、韓国のインターネット上では感謝の気持ちを贈ろうとメダル募金が開始された。21日に始まり、すでに150万円近い金額が集まっている。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 複数の韓国メディアによると、キム・ヨナが現役最後となる演技を終えると、韓国ポータルサイトの募金コーナーには「キム・ヨナ選手、国民金メダル募金」と題し、メダル制作費500万ウォン、フィギュア育成資金500万ウォンの計1000万ウォン(約95万円)を目標とする募金が開始された。

 募金を企画したネットユーザーは、「キム・ヨナ選手が銀メダルを獲得したことに全国民が不満を持っているが、キム・ヨナ選手はメダルよりも若い選手たちを五輪舞台に立たせることができたという目標が達成できたことに満足している」と説明。「しかし選手生活の最後に銀メダルを贈るのはとても惜しい」、「五輪のメダルより価値のある国民メダルをプレゼントしよう」と全国民に呼びかけた。

 募金は24日午後の時点で43681人が参加。目標額を超える1500万ウォン(約143万円)が集まっている。(編集担当:新川悠)