ソチ冬季五輪の閉会式が日本時間24日未明に行われた。17日間にわたって行われた五輪では、さまざまなドラマが生まれたが、中国新聞社は24日、「ソチ五輪の感動シーン」について報じ、浅田真央を筆頭に論じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 浅田は21日未明に行われたフリーですばらしい演技を披露したものの、前日のショートプログラムでの失敗が響き、表彰台に登ることはできなかった。記事は、「フリーでは、音楽がクライマックスに近づくにつれ、浅田の絵に描いたような美しい舞いが展開された。音楽が終わった瞬間、日本の美少女の目には涙があふれ、両手で涙を拭き続けていた。彼女は音楽が終わった時に自身のアスリート人生も終わることを知っていたためだろう」と報じた。

 浅田は当初、ソチ五輪後の引退を示唆していたが、22日には世界選手権への出場を明言、自身の進退は世界選手権後に決めると明かした。

 さらに記事は、浅田が17歳でトリプルアクセルを成功させたことや、1つの大会で計3回のトリプルアクセルを成功させた初の女性選手であることなどを挙げ、「浅田のアスリート人生は奇跡の連続だった」と論じたほか、「浅田のフリーでの完ぺきな演技はジャッジの心を打ち、142点を超える高得点が出ると、浅田の顔にはようやく見慣れた笑顔が戻った」と報じた。

 浅田は残念ながらメダル獲得には至らなかったが、記事は「メダルを獲得できなくても、浅田は観客たちの心を掴み取ったのだ」と、浅田のソチ五輪での演技を高く評価した。(編集担当:村山健二)