国内債券は大きく「公共債」と「民間債」に分かれる。民間債の代表が普通社債で、公共債は国債と地方債などだ。

●2013年に発行された主な住民参加型地方債

長野県軽井沢町平成24年度第1回公募公債(さわやか軽井沢債)
発行体:軽井沢町(長野県)
発行日:2013年4月25日
発行額:1億円
償還期限:5年
年率(申込単位):1.00%(100円)
対象事業:風越公園カーリングホール棟整備事業

鶴岡市第1回公募公債(加茂水族館クラゲドリーム債)
発行体:鶴岡市(山形県)
発行日:2013年4月30日
発行額:3億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.536%(100円)
対象事業:加茂水族館の改築事業

平成24年度熊野市公募公債(ささゆり熊野市民債)
発行体:熊野市(三重県)
発行日:2013年5月21日
発行額:5000万円
償還期限:5年
年率(申込単位):1.0%(100円)
対象事業:平成24年度木本小学校改修事業、避難路整備事業等

福島県第2回ふくしま復興県民債
発行体:福島県
発行日:2013年5月30日
発行額:40億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.46%(100円)
対象事業:被災した中小企業の支援や県立学校の耐震化促進等、災害からの復興に向けた事業

埼玉県平成25年度第1回彩の国みらい債
発行体:埼玉県
発行日:2013年6月11日
発行額:60億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.46%(100円)
対象事業:歩行者や自転車の安心・安全に配慮した道路整備など

大阪市平成25年度第1回みおつくし債
発行体:大阪市(大阪府)
発行日:2013年6月27日
発行額:30億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.42%(100円)
対象事業:道路、公園、学校教育施設などの身近な公共施設の整備費

横浜市平成25年度第1回「ハマ債5」公債
発行体:横浜市(神奈川県)
発行日:2013年6月28日
発行額:50億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.40%(100円)
対象事業:市民利用施設、公園、道路等、身近な公共施設の整備

北九州市平成25年度第1回公募公債(北九州市50周年記念債)
発行体:北九州市(福岡県)
発行日:2013年7月31日
発行額:5億円
償還期限:6年86日
年率(申込単位):0.50%(100円)
対象事業:市民太陽光発電所建設のための財源

石川県平成25年度第12回公募公債(北陸新幹線みらい応援債)
発行体:石川県
発行日:2013年9月5日
発行額:40億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.53%(100円)
対象事業:北陸新幹線の開業PR推進ファンドの資金調達

平成25年度第1回三条市ひまわり債
発行体:三条市(新潟県)
発行日:2013年9月10日
発行額:8億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.50%(100円)
対象事業:裏館小学校改築事業、三条・保内地区交流拠点施設整備事業等

習志野市平成25年度第1回公募公債(はばたき債)
発行体:習志野市(千葉県)
発行日:2013年10月31日
発行額:4億5000万円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.40%(100円)
対象事業:公共施設や都市基盤の整備等

浜田市平成25年度第1回公募公債(浜田きらめき債)
発行体:浜田市(島根県)
発行日:2013年11月7日
発行額:1億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.55%(100円)
対象事業:子育て支援サービスの充実、安全で安心な教育環境の整備等

平成25年度第1回鳥取県公募公債「ゲゲゲのふるさと」とっとり県民債
発行体:鳥取県
発行日:2013年11月14日
発行額:9億7857万円
償還期限:10年
年率(申込単位):0.70%(100円)
対象事業:農業農村小水力発電施設導入事業、再生可能エネルギー発電施設導入促進事業

平成25年度第1回太田市公募公債(おおた市民債)
発行体:太田市(群馬県)
発行日:2013年11月15日
発行額:5億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.50%(100円)
対象事業:太田市保健センター建設事業、沢野小学校校舎等改築事業

第2回だいせん夢未来債
発行体:大仙市(秋田県)
発行日:2013年11月25日
発行額:5億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.50%(100円)
対象事業:市街地再開発事業を通して実施する地域中核病院建設支援の財源に活用

宗像市平成25年度第1回公募公債(かのこ債)
発行体:宗像市(福岡県)
発行日:2013年11月29日
発行額:2億円
償還期限:5年
年率(申込単位):0.40%(100円)
対象事業:コミュニティ・センター整備事業

地方債はさらに「市場公募債」(いわゆる地方債)、「共同発行債」「住民参加型公募債」などに分かれる。前者2つは発行額が大きく、定期的に発行されている。公募地方債は1万円単位、共同発行債は10万円単位での募集が多い。これに対し、「住民参加型公募債」(ミニ公募地方債)は、都道府県、政令指定都市、市町村などが住民向けに販売地域や用途を限定して発行するもの。通常、販売単位は1万円単位。不定期発行だが、購入することで身近な地域の発展を実感できるメリットがある。2013年の発行例は上の通り。期間3〜5年が多いが、利回りは個人向け国債の3年物、5年物よりは高めだ。

発行情報を知りたい場合は、取扱金融機関に連絡を頼んでおくか、自治体の広報紙などでこまめにチェックを。

※2013年11月末現在の2013年に発行された主な地方債の状況。年率は税引き前。編集部調べ。

この記事は「WEBネットマネー2014年3月号」に掲載されたものです。