21日放送のラジオ番組「志村けんの夜の虫」(TBSラジオ)に出演した志村けんが、一組の若手芸人が自身のネタを「パクる」ことを認めた。

その若手とは、橋本小雪、中野聡子からなるお笑いコンビ・日本エレキテル連合。奇抜なコスプレでのコントを得意としており、白塗りの橋本が「ダメよ〜ダメダメ」と繰り返す「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美ちゃん3号」などのネタで、バラエティ番組への露出を増やしている。

同番組の1月24日放送時に志村は「(日本エレキテル連合に)ハマッてきているのよ」などと、注目していることを明かしていた。その流れを受けて21日の放送に、同コンビがゲスト出演することになったようだ。二人がコントを披露すると、志村はダチョウ倶楽部の上島竜兵、枡田絵理奈アナウンサーとともに爆笑していた。

橋本、中野はともに、志村を尊敬するあまり、出身地である東村山市に引っ越したほど。放送でも橋本が「『カトちゃんケンちゃん』を見させていただいて」「私たちは志村さんのことが勝手に教科書になっている、真似しているだけだな、っていうのに気がついて」などと、その想いを熱弁していた。

橋本の発言はさらに熱をおび、やがて志村に「私たちに(志村の芸を)継がせていただけないでしょうか?」「考えてきたこと、オチの音とか、タライとか、堂々とパクらせていただけないでしょうか?」と提案するに至っている。

これを聞いた上島は、すかさず「パクりたいだけじゃねぇか」とツッコミ。しかし志村は「今のはね、大事なんだよ。まず模倣ができないと。真似してみて、自分たちがやっているうちに自分たちの演出がでてきて、違うものになるからな」と持論を展開した上で、「真似するのは十分です。やったほうがいい」と助言している。

感激した中野が「ありうがとうございます…よろしいんですか?」と聞くと、志村は「大丈夫ですよ」と改めて自身のネタを「パクる」許可を与えたのだった。

続けて志村は「その前にナイナイの岡村が、俺が亡くなったら『バカ殿と変なオジさんくれ』って言ってるから」「一番ひどいよな、下さいって言うんだから」と、苦笑しながら発言。これを聞いた橋本は「取り合いします…」と弱々しい口調ながら、ナインティナインの岡村隆史に挑む姿勢を見せた。

しかし、日本エレキテル連合の二人は、これまでも志村のネタ構成を真似てはいたようだ。橋本は「家が壊れるとか、タライが落ちるとか…まったく内容と関係ないことで『オトす』というのは使わせてもらっています」などと告白。それに対して志村は「オチができてるコントもあるけど、発想と途中経過がおもしろければ、オチなんてどうでもいいんだよ」と語り、二人を安心させていた。

2013年7月19日放送の同番組で、志村は岡村について「必ず人のパクってるだろ?」「自分でナイナイで、5分でも10分でもいいからコントやれよと」などと助言していた。キャリアや芸風によって、「模倣すること」への向き不向きがあるのかも知れない。




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