ロシア・ソチで22日、フィギュアスケート女子シングルの授賞式が行われ、キム・ヨナは銀メダルを受け取った。式後の韓国メディアとのインタビューで、感極まって涙を流したことが、韓国内で話題となっている。(写真は「CNSPHOTO」提供)

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 ロシア・ソチで22日、フィギュアスケート女子シングルの授与式が行われ、キム・ヨナは銀メダルを受け取った。式後の韓国メディアとのインタビューで、感極まって涙を流したことが、韓国内で話題となっている。複数の韓国メディアが報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 フィギュアスケート女子シングルではロシアのソトニコワが金メダル、イタリアのカロリーナ・コストナーが銅となった。

 韓国メディアは、フィギュア女王のキム・ヨナは授与式でも堂々とした姿で表彰台に登り、これまで以上に明るい笑顔を見せたが、最後に涙を見せてしまったと伝えた。インタビュアーが、キム・ヨナのジュニア時代から解説を務めてきた人物でもあり、インタビュー開始直後から2人は涙を流し始めた。

 キム・ヨナは涙の理由について「得点の話もあり、誤解もたくさん受けた。わたしの競技人生の中で、最後のメダル授与式。これでとうとう終わりと思うと、特別な感情がわき起こった」と説明した。また、「フィギュアスケートをしながら多くの選択をしてきた。ソチに来るまでの決断はあまりにも大変だったが、ようやく終わった。成功で終えることができて気持ちがいい」と満足感を現わした。

 さらに、自分を応援してきたファンには、「これまでもとても感謝している。今後も継続して幸せに過ごす姿をお見せしたい」との思いを伝えた。

 メダル授与式とインタビューを見た韓国のインターネットユーザーたちは「本当に素晴らしかった」、「真の女王の姿を見せた」、「キム・ヨナの涙に私も泣いた」などの反応を見せたという。

 23日に開催されるエキシビションが、キム・ヨナの五輪の銀盤上での最後の舞台となったと伝えられている。(編集担当:李信恵)