プルシェンコ (C) livedoor

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22日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「プルシェンコが羽生のコーチに!?」と題し、番組MCの上田晋也が、フィギュアスケート・ロシア代表 エフゲニー・プルシェンコに行ったインタビューの様子を伝えた。

ソチ五輪ではフィギュアスケート団体戦で金メダルを獲得し、4大会連続のメダルを手にした“皇帝”プルシェンコは、インタビューの冒頭から「私はスケート、ちょっとちょっとできる」と日本語でコメント、新日家ぶりを披露した。

すると、上田が「羽生選手のコーチにプルシェンコさんがおなりになるんじゃないかという噂があるんですけど、可能性はあるんですか?」と質問、プルシェンコは「2010年から何度か日本の数人の方とやりとりをしました。私が羽生選手をコーチすることは可能かという話が出ました。しかし、あの時点では自分の練習を優先させたかったので断りました。将来的には喜んでコーチしたい」(番組の翻訳から)と4年前からコーチの話があったことを明かした。

さらに「私がコーチをすれば、結弦をあと頭2つ抜きん出た選手にできる」と言い切るプルシェンコは、どういうことを教えたいかと訊かれれば「まず羽生選手は2種類だけではなく、もっと多くの4回転ジャンプが跳べるはず。4回転、4回転のコンビネーションの可能性もある。4回転トーループ、4回転トーループです。彼はまだ19歳ですから、絶対にできる」と語り、コーチ就任に意欲的な様子をうかがわせた。

また、羽生を“天才”と形容した皇帝は、その理由について「羽生選手は4回転ジャンプが素晴らしい。滑りが柔軟でカリスマ性がある。表現力が豊かで芸術的。他の人にはない多くのものが備わっている」と説明したが、噂は現実のものとなるのか――。