日本相撲協会公式サイトより

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 韓国人女性に在留資格を得させるために偽装結婚をしたとして、焼肉店店長で元関脇琴富士の小林孝也と韓国籍の飲食店従業員・李基賢の両容疑者が、警視庁組織犯罪対策1課に公正証書原本不実記載・同行使容疑で逮捕された。

 逮捕容疑は昨年2月、結婚する意思がないのに、台東区役所に李容疑者との婚姻届を提出し、戸籍にウソの記載をさせたとされている。

 小林容疑者は「本当の結婚です」と容疑を否認。李容疑者は「(日本人配偶者として)一般永住者の資格を得るために偽装結婚した」と容疑を認めているというが、交際相手の別の日本人男性と同居していたにもかかわらず、小林容疑者に計125万円を送金しており、組対1課は偽装結婚の対価とみているという。

「背後には偽装結婚あっせんブローカーがいるとみられ、小林容疑者は徹底的に取り調べを受けている。彼にはある程度ネームバリューがあるので、今回は“みせしめ”的な意味もあって挙げられた」(全国紙社会部記者)

 小林容疑者は中学時代にスカウトされ、高校には行かず角界入り。192センチ、150キロの恵まれた体格で時間をかけながら順調に出世を果たし、伸び悩んだ時期もあったが、91年7月場所で平幕優勝を果たした。その後、なかなか三役に定着できず95年9月場所で引退。以後、年寄株を取得し後進の指導に当たっていたが、99年に角界を離れ、その後、タレントとして活動。現在は、野球賭博への関与で角界を去った元大嶽親方(元関脇貴闘力)が経営する焼肉店「貴闘力」海浜幕張店の店長を務めていたが、相変わらず金には困っていたためか、犯罪に手を染めてしまったようだ。

「現役時代からギャンブル狂いで有名。初優勝後は期待されたが、ギャンブルで稽古に身が入らなくなった。借金もあったようで、仲間内では大手消費者金融としこ名に引っかけて『武富士』と呼ばれていた。その借金を聞きつけたメジャープロレス団体が、琴富士がプロレス好きということもありスカウトに動いたが、さすがにプロレス入りは決断できなかった。結局、今もギャンブル好きは変わらず、店長としての給料だけでは足りなかったのでは」(ベテラン相撲記者)

 角界にとっては、またまたイメージダウンにつながるニュースになってしまった。