好意のあらわれ?それとも、ただ"触れただけ"?

異性からの不意なボディタッチに、ドキドキした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。無意識での人間心理を解き明かした書籍『しらずしらず』では、恋愛に応用できる「ボディタッチ」の驚くべき効果が紹介されています。

【 ボディタッチで番号ゲットの成功率が2倍に】
フランス西部の町・ヴァンヌ。若くてハンサムなフランス人男性3人が、1人で歩いている若い女性に手当たり次第に近づき、電話番号を聞き出しました。かけた言葉は同じでしたが、女性の半分には前腕に1秒間軽くタッチし、残りの半分には何もしませんでした。

その結果、女性にタッチしなかった場合の成功率は10%。タッチした場合の成功率は、なんと20%にもなりました。たった1秒間のタッチで、成功率が2倍に膨れ上がったのです。

【レストランのチップも増えた】
レストランのウェイターと数百人の客を対象にした実験では、ウェイターが食後に「いかがでしたか」と尋ねるとき、客の腕に一瞬だけタッチするようにしました。すると、タッチをしなかった客からもらったチップの平均額が、食事の金額の14.5%だったのに対し、タッチした客では17.5%にもなりました。バーで渡されるチップでも、同様の効果が得られました。

■ 一人でナイトクラブにいる女性が、ダンスの誘いに乗る確率
■ 嘆願書に署名してくれる人の数
■ 統計学の授業を受けている大学生が、答えを書くために黒板へ向かう確率
■ ショッピングモールを急いで歩いている通行人が、アンケートに答えてくれる確率


これら全てで、"タッチ無し"よりも"タッチ有り"の方が、良い結果につながりました。

興味深いのが、実験後にタッチされた人に実験の内容を説明したところ、触られたことに気づいた被験者は、3分の1にも満たなかったということ。つまり、被験者はタッチをした人に対し、無意識のうちに親近感を持っていたのです。

過度なスキンシップは、相手に嫌悪感を抱かせるので要注意。気づかれない程度の「効果的なタッチ」をコミュニケーションに織り交ぜ、意中の相手との距離を縮めてみてはいかがでしょう。



『しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』
 著者:レナード・ムロディナウ
 出版社:ダイヤモンド社
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