新たな環境に身を置き、復活を期す諸見里しのぶ(撮影:福田文平)

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 2009年に6勝を挙げて大ブレイクを果たすも、それ以降勝ち星から遠ざかっている諸見里しのぶ。今季は拠点を東京に移して心機一転し、2014年を復活のシーズンとするべくトレーニングを続けている。そんな諸見里に、ホステスプロとして迎える開幕戦「ダイキンオーキッドレディス(3月7日〜9日 沖縄・琉球GC)」への意気込み、今季にかける思いなど開幕を控えた心境を聞いた――。

(ダイキンオーキッドレディスへにむけて)
毎年同じなんですが、すごく応援をしていただいて、今ゴルフが出来ている。今、プロゴルファーとして活動をしているのもダイキンオーキッドがあったから、というのがすごくあると思います。その事に対して、恩返しすると言う事は優勝することだと思うので、早く優勝して、恩返しをしたいなと思います。
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地元沖縄で、ホステスでということで、緊張する要素がすごく多いんですけど、逆に言うとすごく注目していただいていると思いますし、慣れ親しんだコースで、優勝出来るチャンスというのもすごくあると思います。皆さんからの声援でたくさんのエネルギーをもらえると思いますし、そのエネルギーを力に変えて、思い切って頑張りたいです。
今年、私も環境の変化があったりとか、新しい自分になりたいという気持ちがすごく強いので、そのためにもダイキンオーキッドから良いスタートを切っていけるように頑張りたいと思います。
(拠点を東京に移したのは)
去年は怪我があったり、すごくいろんなことが一年あって、自分の中で何かを変えないといけないという思いが強かった。アカデミーにいると練習環境がよくて、コーチも近くにいて、悩まなくて良いというか…。ちょっと悩んでいると、まわりに答えがいっぱい落ちている。
それを自分でチョイスしながらやってきたんですけど、その考えなくて良い環境でやっていて、若い時は勢いもあるし、落ちている答えを拾って突っ走っていけたんですけど、今はちょっとゴルフの事や、目標設定が定まらなくなってしまった。
例えば“優勝したい”という気持ちはあるし、言葉でも言っているけど、イメージが出来ない。自分が勝っている姿がイメージが出来なくて、どうしたら良いんだろうと感じるところがあった。そこで、今まで自分で考えた経験が少なくて、自分は考える力を無くしてしまったんじゃないかと思ってしまった。周りに甘えているなと思い始めて、自立しないといけないんじゃないかなと思ったのがきっかけです。

“本当に良いのかな”とは思いました。すぐそこには練習場があって、何かがあった時にはチームがみんなでサポートしてくれて…。その最高に居心地のいい環境を変えることに不安はあったんですけど、実際に進んでみるとやるしかないと思ったし、環境を変える中で、改めてこれまでいろいろな方にお世話になったなと言う事が実感できました。

(今年1人でトレーニングをしてみて)
筋トレとかは一人で黙々とこなせるのでいいですし、練習も飛距離やスピン量とかが分かる最新の練習場だと全然問題ないです。ただ問題なのは、ラウンドに出るときですね。なかなか平日にゴルフが出来る人はいないですし、メンバーを探すところから始まって。
以前だったら、“何時にスタートしたいです”と連絡するだけで回らせてもらっていたんですけど、ゴルフ場を選ぶことや、スタート時間も空いているときに出ないといけないですし、そういう大変さはあるなとは感じてはいます。
ただ、これまでは団体行動だったので、自分中心のトレーニングが出来るというメリットはあると思います。これまでは体調が悪くても練習に出たりしていたんですけど、今は体調が悪いと思ったら休んでストレッチをしようとか、そういう選択肢が出来るようになりました。
#2 きっかけをくれた2つの優勝へ続く
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