ミランFWマリオ・バロテッリは、19日に行われるアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグを楽しみにしている。「出場できるのがうれしい。去年はスタンドから見ているだけだったからね。手を貸したいんだ」。

「チームを助けたい。でも、リーグ戦と同じように頑張るよ。変わるのは周囲の雰囲気だ。それがさらなる力を与えてくれる。明日の試合はスタジアムが満員になるだろう。今後もそうなることを願っている」

「オレはスペインのチーム相手にゴールを決めたことがないんだ。これもモチベーションの一つになるね。まずはクラブで、そして次は代表で決めたい」

FWジャンパオロ・パッツィーニとの関係については、「オレは真実を言っただけだ。一緒にプレーすると、どちらかがゴールを決めている。単純なデータだよ」とコメント。FWステファン・エル・シャーラウィについても、次のように述べた。

「オレはここミランでステファンを待つ。でも、何よりワールドカップで彼にいてほしいんだ。彼は友人なんだよ。早く戻ってこられるように願っている。スペースでの動きは、ペナルティーエリア外からのシュート1本より危険なんだよ。チームによる動きであり、ずっと相手を苦しめられるんだ」

また、バロテッリは自らへの批判や、クラレンス・セードルフ監督についてもコメントしている。

「批判? オレは誰より自分を批判している。だから、君らメディアに言われると腹が立つんだよ。すでに自己批判しているのだからね」

「クラレンスはまだ選手みたいなものだ。彼と話をし、意見を言うことができる。すべてがより簡単になるんだ。オレもより落ち着いている。父親のよう? それは彼を侮辱しているよ。むしろ、兄貴みたいな感じさ」

「プレーする前に何かを約束したりはしない。自分がカンピオーネかって? 興味ないね。オレはうまい選手で、もしかしたら重要な選手かもしれない。オレはセンターフォワードだけど、もしもCLで優勝するためにGKとしてプレーしなければいけないなら、それをやるよ」