『いのちをつくる〜iPS細胞・ES細胞がかなえる未来』 ©2011The University Court of the Uiniversity of Edinburgh.ALL Rights Reserved

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万能細胞の歴史を描いたドキュメンタリー映画『いのちをつくる〜iPS細胞・ES細胞がかなえる未来』が、2月22日から東京・渋谷のアップリンクで公開される。

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京都大学の山中伸弥教授が世界で初めて作成し、話題を集めたiPS細胞。体の健康細胞をもとに事故や病気で失った部分に移植が出来る技術、いわゆる再生医療を大きく進歩させた同研究は、日本のみならず世界中の研究者たちの間で大きな関心を呼び、2012年に日本人で2人目となる『ノーベル医学・生理学賞』を受賞した。昨年末の同賞授賞式でも公式上映された同作は、iPS細胞も含む世界の幹細胞医療の最先端を描く医療ドキュメンタリー。

イギリスで製作された同作は、字幕監修も手掛ける山中への密着取材や、科学者のマーティン・エヴァンズ、世界初のクローン羊ドリーを開発したイアン・ウォルマット、小説家のマーガレット・アトフォードなどへの取材から、iPS細胞が将来的に果たすと考えられる役割を伝える一方で、悪用・誤用される危機についても警鐘を鳴らしている。iPS細胞や先日、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが作り出したSTAP細胞の発見などにより関心の集まる万能細胞の歴史が、わかりやすく解説された内容になっている。