エベレスト山の登山料金を引き下げ「1人250万円から110万円」に

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2014年2月14日、ネパール政府は、エベレスト山の登山料金の引き下げを発表しました。世界最高峰、8850Mもあるエベレストへの登山料金がいったいどれくらいなのか想像もできませんが、登山料は1人約250万円、グループ7人でチームを編成すれば登山許可証を約720万円で取得することができます。

来年から施行される引き下げられる料金は、1人110万円、南東稜ルートやサウスコルで、3月から5月の夏場ピーク時に適用されます。

さらに、エベレストが静かになる時期やその他のルートへの許可証などが約25万円から発行されることになり、オフシーズンや既存ルート以外の登山者を増やしていく狙いもあり、地元の経済の活性化もかねています。

1953年から4000人の登山家がエベレストに挑み、250人が登山ルート上で亡くなっています。登山歴史家Hawley史によると、ピーク時の山はとても混み、経験のない登山家による事故も多発しているようです。

同国観光課のシニア事務官は、登山家が難しいルートに挑戦する前に、低いピークで経験を積むなどのルールを課すことを政府が考慮していたと述べていますが、政府は、「真剣に山登りに挑戦したい人」をターゲットに、またエベレスト山のプロモーションとして、登山料の引き下げに踏み切ったようです。

参考:Nepal to reduce Mount Everest climb fees, aims to ‘promote serious climbers’
http://www.abc.net.au/news/2014-02-14/nepal-to-reduce-fees-to-climb-mount-everest/5261118