「キルラキル」18話一番の感想は、羅暁の制服姿は正直きつい、というものでした。しかしヒロイン3人やられてどうするんだ!?

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あっさり一話で皐月様やられてしまった「キルラキル」18話。
だんだんこの早い展開に慣れてきたかもしれない。

●こっちの人間・そっちの人間
流子は途中まで「主人公」になれておらず、話の軸・視点は皐月様の方にありました。
これがTRIGGERの力か……てか蟇郡でかいよ「キルラキル」15話(エキサイトレビュー)
Febriのインタビューでは中島かずきはこう述べています。
「流子というのは「流される子」なんですよ。ある意味、受け身なんです」

流子には「自分の意志」が前半なかった。
彼女が確固たる意志を持つ皐月様に出会って、自分が何をしたいのか(鮮血を守りたい、マコを救いたいなど)明確化したのが14話以降。

今までも一瞬で鮮血の破片を集めたりと、流子はムチャはしていました。
でも意外と流子は、アニメ表現として説明のつく範囲内で動いていた。

他のキャラは、マコを筆頭にみんなバラバラで掟知らず。視聴者の常識から外れています。
流子一人だけが、かろうじて「こっち側」でした。

今回、流子は決定的に常人をやめます。

脳神経を縛っていた生命戦維を引きちぎるシーン。
なんなんだよお前の赤い前髪、生命戦維切れるのかよ! 脳みそに手突っ込めるのかよ!
「こっち側」の常識は通用しない。流子が「あっち側」……キルラキルの愛おしき狂人達の世界に、自らの意志で飛び込み、「流子ルール」を作った瞬間でした。

●リアルを捨てたド王道
流子の乗っ取られ、皐月様の敗北、流子の真実。
裏切り!敗北!ネタ明かし!な、なんだってー!

みんなバラバラに動いて、常識の範疇を越えていく。このめちゃくちゃさこそが「キルラキル」の味であり、作品の「自由」というテーマでもあります。
羅暁との対峙。流子と皐月の信念。着るか、着られるか。これだけです。

クライマックス前の爆発だった今回。
一話で皐月様が負けたのも、壁を乗り越えるための下準備です。
ここから先は、流子・皐月様・マコ・四天王の正義……いやもっと単純な「生きること」への執着が、純化されて描かれていくはず。
その結果、「ありえない」こともどんどん増えるでしょう。

●結局あの刀なんなの?
今週の見所をチェック!

皐月様の刀ってなんなの?
皐月様の愛刀「縛斬」の正体が全くわからないまま、折れてしまった!
一切謎なままです。
生命戦維を切れる(活動を停止させられるかはわからない)、片裁ちバサミと互角に渡り合える。
開発していたとしたら、父か、あるいは……?

お父さん
ついに出た、鬼龍院のお父さん! 80年代アニメみたいな髪型でした。
これによって、皐月様と「純潔」の真意、流子と皐月様が姉妹だということ、父が反生命戦維派で娘がそれを継いだこと、羅暁がワンマン組織だということも判明しました。
こうなるとお父さんと、纏博士の関係も気になるところです。
流子がどういう経緯で幼少期を過ごしたのかも。
にしても、皐月様と流子が姉妹だと判明したことで、紬・流子の兄妹説は立ち消えですかね。いやまだわからない。「キルラキル」だもの。

犬牟田くん有能じゃない?
今回大活躍だったのは犬牟田くんです。
ヌーディストビーチが使っていた生命戦維の結合を弱める針を、極秘改良して大量製造していたとは。
いくら紬がばらまいていたからって、そんな複製できちゃうんだ!? うーむやはり天才か。彼がいなかったら「キルラキル」は成立してない。
にしてもDTRの後ろ姿は最悪でした。

かんさいみやげくいほうだい
満艦飾家はこんなパニックでも変わんないのなー。安心。
しかし又郎が一人生き残ったのは何か伏線かと思ったら、なんにも関係なかったよ!だまされた!
とりあえず、マコと蟇郡先輩はあんまりにも息が合いすぎているので、早く結婚すればいいと思います。

上でも書きましたが、『Febri』vol.21のキルラキル特集号、インタビューや設定資料もさることながら、各話紹介ならぬ各話評論が大変素晴らしいので、オススメ!
コラムでは「カエアンの聖衣」や増村保造の話も掲載されていて、じっくり読み込めます。

『キルラキル』BD 1巻
『キルラキル』BD 2巻
『キルラキル』BD 3巻
『キルラキル』BD 4巻
「キルラキル」オリジナルサウンドトラック
キルラキル ガッツのもふもふスマホケース

(たまごまご)