葛西紀明 (15日、ルスキエゴルキ・センター、撮影:フォート・キシモト)

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ソチ五輪のスキージャンプ男子、「ラージヒルヒル個人・決勝」が15日に行われ、1回目のジャンプで2位につけていた葛西紀明(41)が、2回目も順位を死守。7度目の挑戦で、悲願としてきた五輪・個人戦でのメダルを手にした。

先週10日の種目「ノーマルヒル」ではメダルを取れなかった。「失敗したらどうしようと頭をよぎった」と不安にかられる時もあったという。「負けたくないという気持ち。たくさんの人に支えてもらったから。その応援にこたえたかった」と全力を出し切り、トップ争いを演じた。

表示された順位を見て「金メダルを取って、本当にレジェンドと呼ばれたかった」と悔しがった。それでも、すぐに「また目標ができた。これからも金メダルに向かって頑張りたい」と葛西らしいアスリート精神を口にしていた。

試合後に行われたフラワーセレモニー会場では、先頭で現れた葛西。会場から沸き起こる大きな声援に手を振って応えた。そして、名前をコールされて表彰台にあがると、何度も飛び跳ね、喜びを爆発させていた。

▼ 表彰台で喜びを爆発させた、レジェンド葛西

(撮影:フォート・キシモト)


日本のジャンプ陣、20歳で初出場の清水礼留飛が10位になるなど、若手のジャンパーも負けていない。18日の(日本時間の2:30〜)「団体戦」での期待がさらに高まる。

■スキージャンプ男子・ラージヒル個人
1位 カミル・ストッフ(ポーランド) 278.7点
2位 葛西紀明 277.4点
3位 ペテル・プレヴツ (スロベニア) 274.8点

9位 伊東大貴 252.5点
10位 清水礼留飛 252.2点
13位 竹内択249.3点