羽生結弦が、日本の男子フィギュア界において新たな1ページを刻んだ。 (アイスバーグ・スケーティング・パレスで14日、撮影:フォート・キシモト)

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ソチ五輪の8日目。日本が待ちわびていた金メダル1号が、フィギュアスケート・男子シングルで記録された。

後半のフリースケーティングを1位で迎えた、羽生結弦。昨年12月のグランプリファイナルの自己ベスト合計293.25点より、13点ほど低い280.09点と伸び悩んだ内容ながらも優勝。日本の男子フィギュア初となるオリンピックチャンピオンに輝いた。

羽生はまず、「緊張しました。本当にすいません」と世界一になった喜びより、出来不出来についてコメントした。

その後には「やっぱりオリンピックって凄い」としみじみ語った。

世界選手権3連覇中の王者、パトリック・チャン(カナダ)を抑えて逃げ切った。「金メダルを取って、言うのも何ですが」と前置きし、「結果があって、嬉しい気持ちが半分。でも、自分としては悔しいです」と大きな喜びを持てなったことを示した。

4年に一度の舞台で、日本勢が活躍を見せた。初出場の町田樹が5位。前回のバンクーバー大会で銅メダルだった高橋大輔は6位。ともに入賞を果たした。

【拡大写真・6枚】ウイニングランを行った、羽生結弦

■男子シングル・順位
1位 羽生結弦 280.09点
2位 パトリック・チャン(カナダ) 275.62点
3位 デニス・テン(カザフスタン) 255.10点
4位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン) 253.92点
5位 町田樹 253.42点
6位 高橋大輔 250.67点