高層化から取り残された感のあったパサイロード付近は高層コンドミニアムの建設ラッシュ。写真に写っている高層ビルのすべてが建設中のコンドミニアムだ【撮影/志賀和民(2011年1月撮影)】

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フィリピン在住17年。元・フィリピン退職庁(PRA)ジャパンデスクで、現在は「退職者の ためのなんでも相談所」を運営する志賀さんのマニラレポート。2011年にすでに始まっていたマニラの建設ラッシュ。それから3年、不動産バブルはますます加速度化していた。

2011年、すでにマニラに建設ラッシュが始まっていた

 マニラでコンドミニアムの建設ラッシュが起きているという記事を2011年1月にブログに書いた。マニラ中心部のマカティだけでも数えられるだけで20件、計画中のものまで入れれば30件、マニラ全体では100件を下らないという異常な状況になっていたからだ。つくるからには売れる見込みがあるわけで、この旺盛な需要はいったいどこから来るのかというのが私の疑問だった。

「2009年9月にマニラの北マリキナが大規模な洪水に襲われ、それに懲りて冠水の心配のない高層のコンドミニアムに需要が集中している」と解説されていたが、それだけではこの状況の説明はつかない。海外出稼ぎフィリピーノ(OFW)が買っているというが、それにも限度があるだろう。

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