「ケチ」と「倹約」の違い「出すべきところで出し渋るのがケチ」

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生きていくうえで大切なお金にまつわるお話。今回は読者606人に、「ケチ」と「倹約」の違いについて聞いてみました。

調査期間: 2014/1/29〜2014/2/5
有効回答数:606件(ウェブログイン式)
マイナビウーマン調べ

・ケチは何に対しても財布を閉じる。倹約は必要なものにはお金を掛ける(30歳/男性)
・ケチは破れた靴を履き続けるなど、必要な物も買わずにいる(23歳/女性)

お金があるのにもったいないからと破れた靴を履き続けていると、ケチに見えてしまうようです。何が必要で何が不必要か、きちんと判断してお金を使えるのがベストですね。

・目標のためにお金を貯めるのが倹約!(20歳/女性)
・計画性があるか、やみくもに節約しようとするか(28歳/女性)

目的のためにお金をためることは「貯金」であって、決して「ケチ」でやっていることではないですもんね。

・出すべきところで出し渋るのがケチ(31歳/男性)
・取捨選択をしているのが倹約、なんでもお金を出そうとしないのがケチ(22歳/女性)
・結果的に損をするのがケチ。結果的に得をするのが倹約(30歳/男性)

「損して得とれ」ということわざもありますし、めぐりにめぐって自分にかえってくることがありますから、出すところでは出したほうがいいかもしれません。

・ケチは他人にもお金を使わない、倹約は自分に厳しく無駄なものは買わない(25歳/女性)
・交友関係に影響を与えないのが倹約、与えるのがケチ(30歳/女性)

飲み会の席や友人への祝い事などのときにお金を出さずにいると、周りの人はその人に対してあまりいい印象を持ちませんよね。まさに「愛想づかしも金から起きる」ですね。

多くの人が、出すところで出すのが「倹約」、その反対が「ケチ」という考えのようです。

つまり、ケチはお金を出さないこと、倹約はお金を大切に使うこと(28歳/女性)なのでしょう。「金は天下のまわりもの」ということわざもありますし、ケチケチしすぎて自分の首を絞めることのないようにしたいですね。

(文/こうのゆみこ)