日本時間10日、ソチ五輪フィギュアスケート団体において、日本代表は男子SPで羽生結弦が首位に立つも、後続が踏ん張りきれず最終順位は5位という結果に終わった。

女子SPの浅田真央は順位こそ3位となったが、その演技には固さが残り、ジャンプの回転不足や転倒といったミスも目立つ不安な仕上がりに。演技後は「予想以上に緊張してしまって、自分の練習通りの演技が出来ませんでした。団体戦を滑ったのを生かして、今後(女子個人)は同じような繰り返しがないようにしたいと思います」と反省の弁を口にした。

そんな浅田の演技について、トリノ五輪女子金メダリスト・荒川静香はどのように評価したのか――。9日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「浅田 3アクセル転倒も荒川静香『問題なし』」というテロップを入れ、現地で観戦する彼女のコメントを紹介した。

「個人戦の前に滑ることによって、女子は特に時間があるので修正できると思います。トリプルアクセルが練習では完成しているので、あとは本番にいい精神状態を作れれば本番で成功すると思います」と語った荒川、20日から始まる女子個人の浅田については「問題なし」として変わらず期待を寄せた。