イケメンふたりのライバル関係に萌える!『ラッシュ/プライドと友情』インタビュー
 1976年のF1グランプリを舞台に、容姿も性格もまるで違うライバル同士による熾烈なワールドチャンピオン争いの実話を、人間ドラマを絡めて描いた映画『ラッシュ/プライドと友情』が公開中。ライバルを演じたクリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールに会ってきました。

 本作では、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』も公開中のクリス・ヘムズワースがプレイボーイで自由奔放なジェームス・ハントを演じ、『グッバイ・レーニン!』に始まり、ヨーロッパではすでに実力派として知られているダニエル・ブリュールが“走るコンピューター”と呼ばれた頭脳派ニキ・ラウダを演じています。

 本編では火花を散らしているふたりですが、実際にはとっても仲良し。インタビュー前、多少の緊張感が漂っていた取材部屋の空気を打ち破るように、クリスが口笛を吹いて登場。

 写真撮影時には、窓際に腰かけるリクエストに対し、191センチのクリスの膝の上に178センチのダニエルがちょこんと座ってみせるという「恋人か!」と言いたくなってしまうじゃれ合いも。終始、クリスもダニエルも上機嫌で、とても楽しい取材でした。

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◆お互いがライバル役だったからこそ 深く演じられた

「ダニエルとは努力なしですぐに仲良くなれたんだ。だから一緒に仕事をするのがとても楽しかった」とクリス。ダニエルも「役柄の関係がライバル同士だから、実際に僕らにもライバル心があったほうがいいと言う人たちもいたんだけど、僕らにはそれがいらなかった。互いに助け合って仕事ができたんだ」と笑顔で同意。

 そして「演じたのが、クリス(orダニエル)だったからこそ、表の面だけじゃなく、キャラクターの脆さや複雑さといったいろんな面、厚い層を出せたんだと思う」と口を揃えました。

 F1は一人乗りのレース専用車を使った世界最高峰のレース。ドライバーは命をかけて、勝つために、レースに挑みます。

 ジェームスとニキが実際にタイトルを争った1976年は、ニキが大事故に見舞われた年。大やけどと肺に損傷を負ったニキは、選手生命が断たれたと思われましたが、なんと6週間でレースに復帰。ジェームスとのタイトル争いを最後まで繰り広げました。

 45歳のときに心臓発作で亡くなっているジェームスを演じたクリスは、「伝記を読んだり、彼を実際に知っていた人に話を聞いたよ」と役作りについて言及。でも一番役に立ったのは、ある“使われなかったTVインタビュー”を見たときのことだったそう。

「あまりに悪態をついたり、インタビュアーをからかいすぎたりして放送することができなかったんだ。でもそれを見られたことで、『あぁ、彼は本当にこういう人なんだ』というのがよく分かった。いわゆる悪ガキさ(笑)。常に自由な精神を持っていて、これが俺なんだ!という人なんだよ」

 一方のダニエルはニキに直接会って話を聞くことができた。

「事故のような大変なことが起きた人生を振り返ってもらう。それって、喜んで話をしてくれるとは限らないよね。自分が死にそうだった経験や、それに伴う恐怖、その後、やけどによって自分の顔が変わってしまった状態で生きて行かなければならなかった現実。

 そういったことを果たして話してくれるだろうか、と不安だったよ。でも僕はニキととてもいい関係を持つことができた。ニキは話をすればするほどいい映画になると気付いて、すごくオープンに話をしてくれたんだ」

◆もし女性になって付き合うなら “ニキ”がいい!

 また、これまでアクション俳優のイメージが強かったクリスは、本作で新たな発見をしたとか。