人気株ランキングの適正株価 東証1部&2部 77〜91位
2013年6月3日〜11月29日に主要ネット証券5社で売買された!直近6ヶ月、個人投資家人気株ランキング。
トップ4が回転売買向きの銘柄だったことに、妙に納得。この半年は短期トレードに徹したほうが儲かったということ!?

77位 NTT
現物79位 信用88位
東1・9432/100株/3月決算

【診断】
外国人:19点
業績:12点
順張り:13点
上値:20点
NISA;20点
総合:84点

【適正株価】
7203円

【日経平均1万8000円なら?】
6389円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:5530円
配当利回り:3.07%
PER:10.7倍
PBR:1.35倍

「iPhone」採用のドコモ復活で株価本格上昇
「iPhone」導入で契約者持ち直しのNTTドコモなどにより業績微増。経営の自由度が増す政府の保有株売却は市場から好感されている。究極のディフェンシブ銘柄として押し目買いを狙いたい。

78位 日東電工
現物52位 信用116位
東1・6988/100株/3月決算

【診断】
外国人:19点
業績:16点
順張り:8点
上値:12点
NISA;20点
総合:75点

【適正株価】
6095円

【日経平均1万8000円なら?】
6531円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:4390円
配当利回り:2.27%
PER:18.6倍
PBR:2.28倍

業績下方修正も円安進行が恵みの風に
液晶偏光板やタッチパネル用フィルムが主力。世界的なスマホ減産で今期営業利益を620億円に下方修正。ただ来期はタブレット向けなどが業績を牽引し、円安も下支えに株価は堅調。

79位 ニプロ
現物47位 信用121位
東1・8086/100株/3月決算

【診断】
外国人:15点
業績:16点
順張り:10点
上値:8点
NISA;16点
総合:65点

【適正株価】
1010円

【日経平均1万8000円なら?】
1069円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:948円
配当利回り:3.37%
PER:25.8倍
PBR:1.19倍

人工心臓・腎臓は伸びるが、株価は低迷中
カテーテルなどの医療器具が、円安もあって世界的に伸長。人工心臓・人工腎臓・透析装置など高度医療機器が今後の収益源に。株価は900円台で低迷中で、再反発には時間がかかりそう。

80位 武田薬品工業
現物24位 信用148位
東1・4502/100株/3月決算

【診断】
外国人:20点
業績:14点
順張り:15点
上値:20点
NISA;20点
総合:89点

【適正株価】
7561円

【日経平均1万8000円なら?】
6200円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:4800円
配当利回り:3.75%
PER:39.9倍
PBR:2.48倍

外国人CEO登用で外国人投資家の買いが
米国では潰瘍性大腸炎、クローン病治療薬が承認間近だ。外国人CEOの登用や、海外展開の加速を保有比率26%の外国人投資家も好感。株価はもちあい上放れで6000円台を目指す。

※CEO=最高経営責任者。

81位 富士フイルムHD
現物97位 信用77位
東1・4901/100株/3月決算

【診断】
外国人:15点
業績:14点
順張り:17点
上値:18点
NISA;19点
総合:83点

【適正株価】
3855円

【日経平均1万8000円なら?】
3618円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:2892円
配当利回り:1.72%
PER:21.2倍
PBR:0.97倍

事業多角化に成功。株価も長期安定上昇
傘下の米国ゼロックス向けの事務機器や液晶フィルムが円安を追い風に伸長。戦略分野である医療系も順調でガン治療薬への参戦を表明。今期は大幅増益で株価3000円突破が射程内に。

82位 ラサ工業
現物139位 信用37位
東1・4022/1000株/3月決算

【診断】
外国人:10点
業績:17点
順張り:19点
上値:6点
NISA;10点
総合:62点

【適正株価】
210円

【日経平均1万8000円なら?】
235円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:184円
配当利回り:―
PER:29.2倍
PBR:2.00倍

昨年9月急騰後は株価低迷。上値は重い
消臭剤や凝集材など化成品や土木に使う掘進機などを手がける。原発除染関連の新技術が注目されて昨年9月に株価が急騰したが、新材料が出ない限り、高値281円突破は難しそうだ。

83位 みずほFG
現物95位 信用82位
東1・8411/100株/3月決算

【診断】
外国人:19点
業績:14点
順張り:13点
上値:12点
NISA;12点
総合:70点

【適正株価】
245円

【日経平均1万8000円なら?】
270円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:226円
配当利回り:2.65%
PER:9.2倍
PBR:1.10倍

今期予想純利益の上方修正で、株価はレンジ突破も
反社会勢力への融資という不祥事はあったが、証券販売やアジア貸し出し増など業績自体は絶好調で、今期予想純利益を6000億円に上方修正。200円台前半のレンジ相場の上放れに期待。

84位 東レ
現物83位 信用96位
東1・3402/1000株/3月決算

【診断】
外国人:15点
業績:18点
順張り:13点
上値:17点
NISA;17点
総合:80点

【適正株価】
921円

【日経平均1万8000円なら?】
898円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:712円
配当利回り:1.40%
PER:17.8倍
PBR:2.38倍

機能性繊維、炭素繊維の絶好調で株価安泰
ユニクロ向け機能性繊維とボーイング向け炭素繊維が2大成長源。スマホ材料も好調で、今期予想は2年ぶりに最高益更新。レーティング引き上げが相次ぎ、株価は年内1000円到達も!?

85位 不二サッシ
現物92位 信用87位
東2・5940/100株/3月決算

【診断】
外国人:13点
業績:14点
順張り:18点
上値:6点
NISA;7点
総合:58点

【適正株価】
235円

【日経平均1万8000円なら?】
262円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:225円
配当利回り:―
PER:11.3倍
PBR:15.64倍

一戸建て住宅の反動減で株価は下値模索
住宅サッシで国内有数。環境配慮型アルミ建材も手がけ、消費増税前の住宅建設ラッシュで今期予想は大幅増収。来期は一戸建て建設衰退で株価も200円台前後の下値もちあい継続!?

86位 オリックス
現物64位 信用115位
東1・8591/100株/3月決算

【診断】
外国人:18点
業績:17点
順張り:18点
上値:17点
NISA;11点
総合:81点

【適正株価】
2367円

【日経平均1万8000円なら?】
2732円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:1824円
配当利回り:0.71%
PER:16.4倍
PBR:3.49倍

海外M&Aで事業多角化。株価上昇続く
昨年もオランダの投信会社ロベコを買収するなど、海外展開、事業多角化の多彩さでは群を抜く存在。今期に続き来期も大幅増益濃厚で、株価も安泰。2500円突破が当面の目標か。

87位 JT
現物87位 信用94位
東1・2914/100株/3月決算

【診断】
外国人:20点
業績:16点
順張り:12点
上値:18点
NISA;20点
総合:86点

【適正株価】
4972円

【日経平均1万8000円なら?】
4414円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:3375円
配当利回り:2.72%
PER:16.2倍
PBR:3.93倍

攻めのリストラを好感して株価一段高へ
M&Aした「ウィンストン」「キャメル」ブランドが東欧・中東中心に堅調。抗HIV薬など医薬品事業にも注力。国内たばこ工場を攻めのリストラで閉鎖し、増収、営業増益。株価も4000円台へ。

※HIV=エイズウイルス。

88位 フルキャストHD
現物142位 信用39位
東1・4848/100株/12月決算

【診断】
外国人:6点
業績:8点
順張り:12点
上値:6点
NISA;14点
総合:46点

【適正株価】
220円

【日経平均1万8000円なら?】
280円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:262円
配当利回り:―
PER:20.1倍
PBR:3.95倍

日雇い派遣禁止の痛撃から回復途上
アルバイトなど短期の人材派遣サービスでトップ。日雇い派遣禁止で業態を雇用・給与管理代行業務に移行中だ。前期の大幅減収からの回復途上で、株価も突飛高以外は期待薄。

89位 大和ハウス工業
現物128位 信用55位
東1・1925/1000株/3月決算

【診断】
外国人:19点
業績:16点
順張り:12点
上値:19点
NISA;17点
総合:83点

【適正株価】
2633円

【日経平均1万8000円なら?】
2446円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:1958円
配当利回り:2.19%
PER:14.6倍
PBR:2.12倍

来期は海外&商業物流施設建設が伸びる
一戸建て住宅が絶好調。消費増税後の来期はゼネコン子会社のフジタによる海外展開や商業・物流施設建設が成長源に。ここ数年、連続最高益更新で、株価も順調な上昇が継続しそう。

90位 クボタ
現物122位 信用61位
東1・6326/1000株/3月決算

【診断】
外国人:20点
業績:19点
順張り:14点
上値:17点
NISA;15点
総合:85点

【適正株価】
2355円

【日経平均1万8000円なら?】
2555円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:1670円
配当利回り:1.19%
PER:17.8倍
PBR:4.37倍

建機といえばクボタの大躍進で上昇持続
農業機械と鉄管が2本柱。安倍政権の農政改革も影響し、国内農機具販売が絶好調。来期は米国中心に海外販売が進捗。建機にも強く株価的にはコマツから主役の座を奪う上昇が続く。

91位 住友不動産
現物93位 信用90位
東1・8830/1000株/3月決算

【診断】
外国人:15点
業績:13点
順張り:16点
上値:17点
NISA;7点
総合:68点

【適正株価】
5400円

【日経平均1万8000円なら?】
7009円

【前期実績】
黒字

【今期予想】
黒字

【DATA】
現在株価:5050円
配当利回り:0.39%
PER:35.3倍
PBR:3.51倍

大手3社の中で最も好業績。株価躍進中
東京都心のオフィスビル賃貸とマンション建設に加え、一戸建てリフォーム事業も展開。マンション販売は来期も6000戸超と強気の販売攻勢で増益を見込む。株価は大手3社で最強。

※株価データは、2014年1月7日現在。配当利回りとPER(株価収益率)は予想、PBR(株価純資産倍率)は実績の数値。

5項目(各20点満点)で総合100点満点で採点

 擲姐饋諭曚買う度
外国人投資家は、企業が保有する資産に対してどのくらい効率的に利益を生み出しているかに注目して投資するケースが多い。また、企業規模が小さすぎると買いにくいため、この点も加味した。

◆擽叛咫曚寮長度
アベノミクス相場では、利益の伸びに加え、売り上げの成長度合いも注目されている。コストカットで無理やり利益を出すのではなく、事業を拡大させながら利益をつくる、本来の成長企業が高得点をとるのだ。

【順張り】投資向き度
アベノミクス相場では、基本的に株価が上がっている銘柄を買う「順張り」投資のほうが成果を出しやすい。このため、株価が年初来高値を更新しているなど上昇トレンドの銘柄を高評価とした。

ぁ攵綯諭曚軽い度
上昇トレンドであっても、信用取引の買い残が多いなど、将来の売り圧力が高い銘柄は上昇余地が少なくなってしまう。このため、高値で買っている投資家が少ない、需給がいい銘柄を評価した。

ァ擅裡稗咤繊曚妨く度
2014年1月から始まるNISA(少額投資非課税制度)では、個人投資家は配当利回りが高く、財務が健全な銘柄に注目しやすいと思われる。この新規の資金流入が期待される銘柄ほど高得点。

【適正株価】
現在株価をベースに 銑イ裡宜猝椶凌巴之覯未魏談したうえで、各銘柄の株価水準として“適正”と思われる株価を算出した。適正株価が現在株価よりも高ければ割安なので「ホールド」もしくは「買い増し」、安ければ割高なので「売り」と考える。

【日経平均1万8000円なら?】
世界経済の回復、アベノミクスへの期待、円安の加速などにより、今後、日経平均株価が「1万8000円」になったと仮定した場合の株価を算出。もちろん各銘柄の日経平均への連動度合いも加味している。

【前期実績(or予想)/今期予想】
経常利益がプラスなら「黒字」、マイナスなら「赤字」マーク。前期赤字で今期黒字なら「黒字転換=黒転」であり、株価へのプラスのインパクトになりやすい。

ネット証券大手5社個人投資家ランキングのデータ抽出方法
個人投資家人気ランキングは、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、松井証券、楽天証券(五十音順、敬称略)の協力を得て、2013年5 〜11月(7カ月分)の期間中の全売買代金データを集計。現物取引と信用取引(制度信用のみ)の売買データをもとにそれぞれを得点化し、その合計得点から総合ランキングを編集部で決定した。
※ 銘柄データに関する注記:現在株価、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、配当利回り、貸借倍率は、2014年1月8 日現在で、「適正株価」と「日経平均1万8000円なら?」の株価も同日の終値をもとに算出。「前期実績(or 予想)」「今期予想」は経常利益で、2013年12月12日までに開示された決算情報によるもの。チャートは12月12日現在。東マ=東証マザーズ、JQ=ジャスダック。

【銘柄分析を担当!】
小川佳紀
フィスコ 株式アナリスト

外国人投資家の動向や国策などのビッグテーマから、最先端技術や中小型株動向などのニッチなテーマまで幅広くリサーチ。緻密なデータ分析には定評がある。



この記事は「WEBネットマネー2014年3月号」に掲載されたものです。