え?大丈夫なの?妊娠9カ月までサーフィンをしていた女性の話―オーストラリア

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妊婦は通常ヨガやスイミングなど、比較的緩やかな運動をすることが多いですが、このオーストラリア人女性、なんと妊娠9カ月までサーフィンをしていたといいます。

シドニー在住のクリスティー・オリバーさんは以前より続けていたサーフィンを妊娠したからといって辞める理由なんてなかった、と話します。

彼女がサーフィンをしているところをビデオで見てみると、ぷっくらお腹がはっきり映っています。そしてこう言います。

”妊娠中も週に4日はサーフィンをしていたおかげで体型も、これまでの生活もそこまで劇的に変化したわけじゃなく、本当に良かったわ。”

ただサーフィンをするときは水位が腰までくらいのところを選び、比較的小さな波に乗っていたそうです。もちろん彼女には十分な経験もあって、危ないコンディションのときなども把握している、ということを前提に、医師もオーケーを出したそうです。

そして彼女もまた”特に妊娠中などは、限界を知りながらサーフィンをする事は大事な事だわ。”と言っています。

クリスティーのような女性にとってはサーフィンがストレス解消になったのでしょうが、妊婦のフィットネスエキスパートであるジェン ドゥガード氏はサーフィンをした事がない妊婦はこのような事をまねしてはいけない、と主張します。

妊婦にとってよい運動とはこれまで通りの運動を維持する事であって、新しい事を挑戦する事ではありません。またこれまでの運動量が10であったとしたらそれを6〜7程度に変える事も大事です、と言います。そしてサーフィンも同様にほとんどの妊婦にはお勧めできないようです。

個人の経験を聞かない限り正しい判断は出来ませんが、一般的にお腹に衝撃が加わるような乗馬などもお勧めできない、という事です。サーフィンも同様、バランスを壊して転びやすいものですから。

また妊婦はなるべく走ったりしないでください。走るたびに胎児が上下に移動し、骨盤底が弱まります、ということです。

普通の人がマネをするのは危険ですが、サーフィンを妊娠中も続けるとはなかなか勇気があると思いませんか?

参考:Pregnant woman surfs up until nine months
http://health.ninemsn.com.au/pregnancy/8793296/pregnant-woman-surfs-up-until-nine-months