「一運、二金、三度胸」を持つ大人向けR指定 !? コーナー。 ここでは思惑株、裏ネタなどハイリスクな情報を凝縮した。 兜町をさまよう黒い噂、その真相は…。 株ビギナーと心配性の人は読まないでね!

年が明けたばかりで恐縮だが、来年、2015年は何かと面倒なことが続きそうだ。いわゆる「2015年問題」である。

たとえば医療では「ガンの2015年問題」が知られる。ガン患者は右肩上がりで増えており、2015年には3人に2人がガンを患い、2人に1人がガンで亡くなるというものだ。ガン対策を求める声が民意となって政府の背中を押せば、厚生労働省や文部科学省がガン対策の予算を増やすことになる。ガン関係の創薬ベンチャー株の買い材料になりそうだが、深刻な問題だ。

外に目を転じれば、2015年は日韓基本条約締結から50周年。日韓両国で盛大にお祝いどころか、竹島(島根県)や歴史問題をめぐって両国関係は対立色が強まっている。景気低迷の続く韓国では、国民の不満をそらすために歴史問題などが悪用されてきた経緯があり、両国の緊張の高まりが経済にも悪影響を及ぼしかねない。

また、システムエンジニアの不足も顕著になるとみられる。政府が導入を予定するマイナンバー制度のスタートも遅れかねない。システムエンジニアは短期間の講習では養成できず、2016年以降も慢性的な人材不足が懸念される。

人材不足といえば、大型免許を持つドライバーも同じ。ネット通販が飛躍的に拡大しているが、トラックを運転できる人がいなければ、宅配便は今のように各家庭に迅速に届く体制を維持できない。

コンピューターの2000年問題のときのように、事前に騒がれたテーマほど対策が行き届き、実際には大きなトラブルには至らないものだ。何事もないことを祈りながら、少し大げさになっても考おきておきたい問題である。

謎の投資ファンド

武田薬品工業や三井住友トラスト・ホールディングス、ヤマハ発動機、NTT都市開発など優良企業を中心に、上場企業100社以上の大株主として顔を出す「ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・トリーティー・ジャスデック・アカウント」。3年前に話題となった中国系ファンド「SSBT・OD05オムニバス・アカウント・トリーティー」から持ち株を引き継いだとみられるが、正体は不明。「黙って値上がりを待つ利殖目的の資金ではなく、村上ファンド型のモノ言う株主」などの見方も出ている。もし3月期末の株式数が増えているようならと、株価を動かすビッグプレーヤーとして注目されそうだ。

この記事は「WEBネットマネー2014年3月号」に掲載されたものです。